大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」ありがた山のコンサート今夏、東京と神戸で開催。放送も決定【NHKエンタープライズ】｜NHKグループトピックス

大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」ありがた山のコンサート今夏、東京と神戸で開催。放送も決定【NHKエンタープライズ】

2025年5月28日

大河ドラマ「べらぼう」の名場面と音楽で綴るオーケストラ・コンサート

現在放送中の大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（以下、「べらぼう」）の名場面と音楽で綴るオーケストラ・コンサートが、2025年7月8日（火）に東京オペラシティコンサートホール：タケミツメモリアル、8月10日（日）に神戸国際会館こくさいホールで開催されます。

コンサート情報
放送予定
演奏曲
スペシャルゲストご紹介
指揮・演奏

日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物、“蔦重”こと蔦屋重三郎。「べらぼう」は、彼の波瀾万丈な生涯を、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマとして描かれています。
昨年11月、大盛況となった「光る君へ」コンサートに続き、開催される「べらぼう」コンサート。「光る君へ」はクライマックス直前での開催でしたが、今回の「べらぼう」はちょうど折り返し地点となるタイミングで行われることになりました。

スペシャルゲストも多数出演。まずは、アメリカ・バージニア州出身の作曲家『ジョン・グラム』。1993年に映画「フルコンタクト」でデビューし、映像作品やゲーム作品の音楽を数多く手掛ける作曲家。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」に続いて「べらぼう」の音楽も担当し、東京公演に出演します。
続いて宝塚歌劇団で雪組、宙組での歴代最長のトップ娘役を務めあげ、数々の舞台で主演し今後の出演舞台が注目されている『花總まり』。今回の公演では朗読を担当し、東京、神戸の両会場でドラマの世界観を魅せてくれることになりました。

そのほか、東京公演のゲストとして、幅広い役をこなす実力派として数々のドラマ、映画、舞台に出演を続ける『安達祐実』。国内外の作品に出演し、今年9月には、映画「沈黙の艦隊北極海大海戦」の公開を控えている『中村蒼』。神戸公演では、元宝塚歌劇団月組トップ娘役の『映美くらら』と、同じく元月組トップ男役『珠城りょう』が出演します。
さらに東京公演に追加ゲストが決まりました！松前家八代当主・松前道廣役の『えなりかずき』とその弟で江戸家老を務める松前廣年役の『ひょうろく』も出演します。

本公演は、指揮に横山奏を迎え、東京公演は東京フィルハーモニー交響楽団と斉藤浩（ツィンバロン）、山野安珠美（箏）、はなわちえ（三味線）らの演奏。神戸公演は大阪交響楽団と宮田大（チェロ）、斉藤浩（ツィンバロン）、中村卓也（三味線）の演奏でお届けします。演奏曲は、メインテーマの「Glorious Edo」をはじめ、「Alchemist（江戸の錬金術師）」「Gambler（山師）」「べらぼう紀行」などを予定。
花總まりの朗読に豪華な演奏とドラマの映像、そしてゲストたちによる番組ゆかりの話などここでしか聞けない内容になります。

これからさらに盛り上がってく“後半”の始まりに、江戸の叡智をオーケストラで奏でる一夜限りのコンサートをぜひ体感してください。

◆NHK総合での放送が決定

東京公演の放送が決定しました。

放送日時：【総合】8月3日（日）午後1：50～2：48
※NHKプラスでの同時・見逃し配信もあります。

◆大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」　ありがた山のコンサート情報

【東京公演】

日時：2025年7月8日(火)　開場17：45／開演18：30
会場：東京オペラシティコンサートホール：タケミツメモリアル
演奏：東京フィルハーモニー交響楽団、斉藤浩（ツィンバロン）、山野安珠美（箏）、はなわちえ（三味線）、ほか
指揮：横山奏
スペシャルゲスト：ジョン・グラム(大河ドラマ「べらぼう」音楽)、花總まり（朗読）、安達祐実（トーク）、中村蒼（トーク）、えなりかずき（トーク）、ひょうろく（トーク）
チケット料金(全席指定・税込)：S席 13,000円／A席 11,000円／B席 9,000円　ほか
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
チケット一般発売日：6月14日(土)10：00～　
主催：NHK、NHKエンタープライズ
協力：キョードーファクトリー
お問い合わせ：キョードーファクトリーチケットセンター
TEL：0570-025-500(10：00〜18：00)

【神戸公演】

日時：2025年8月10日(日)　開場16：15／開演17：00
会場：神戸国際会館こくさいホール
演奏：大阪交響楽団、宮田大（チェロ）、斉藤浩（ツィンバロン）、中村卓也（三味線）、ほか
指揮：横山奏
スペシャルゲスト：花總まり（朗読）、映美くらら（トーク）、珠城りょう（トーク）
チケット料金(全席指定・税込)：S席 11,000円／A席 9,000円　ほか
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
チケット一般発売日：6月14日(土)10：00～　
主催：NHK神戸放送局、NHKエンタープライズ
協力：キョードーファクトリー／サウンドクリエーター
お問い合わせ：サウンドクリエーター
TEL：06-6357-4400(平日 12：00～15：00　祝日を除く)

▼詳しくは大河ドラマ「べらぼう」コンサートの公式サイトをご覧ください。
https://taiga-dc.com 外部リンク

◆演奏曲

Glorious Edo（メインテーマ）
べらぼう～Unbound～
田沼意次（Okitsugu Tanuma）
山師（Gambler）
安らぎ（Home）
真実とは（Seek the Truth）
Freedom
悲しみの果て（Lost in Sorrow）
Freedom Duet　＊神戸公演
べらぼう紀行Ⅰ　＊神戸公演
欲望の渦（Whirl of Greed）
月夜譚（Moon）
揺るがぬ意志（Unbreakable Will）
江戸の鼓動（Innovation Pulse）
燃ゆる心（Rising Soul）
江戸の錬金術師（Alchemist）
The Sun

◆スペシャルゲストご紹介

ジョン・グラム（大河ドラマ「べらぼう」音楽）＜東京公演出演＞

アメリカ・バージニア州出身。作曲家。
マサチューセッツ州のウィリアムズ・カレッジで学士号を取得し、世界でもトップクラスのビジネススクールの一つであるスタンフォード大学卒業。
同時に1993年に映画「フルコンタクト」で作曲家デビューし映像作品やゲーム作品の音楽を数多く手掛ける。
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」に続いて、今年の大河ドラマ「べらぼう」の音楽を担当。

花總まり／松平定信を育てた“母” 宝蓮院役（朗読）＜東京・神戸公演出演＞

東京都生まれ。宝塚歌劇団では雪組、宙組での歴代最長のトップ娘役を務めあげた。
2006年の退団後、ミュージカル「レディ・ベス」、「エリザベート」、「マリー・アントワネット」など数多くの有名作で、主演を務め、数多くの演劇賞を受賞（菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞、松尾芸能賞演劇部門など）。
テレビでも「おんな城主直虎」「精霊の守り人」などに出演。

安達祐実／吉原の女郎屋「大黒屋」の女将りつ役（トーク）＜東京公演出演＞

1981年9月14日東京都出身。2歳からキッズモデルとして活動を始め、94年の日本テレビ系ドラマ『家なき子』で本格的にブレイク。
同作品の台詞は、新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
以降も幅広い役をこなす実力派として数々のドラマ、映画、舞台に出演を続ける他、ファッションやコスメブランドのプロデュースなど、活動は多岐に渡る。

中村蒼／蔦重の“義兄” 次郎兵衛役（トーク）＜東京公演出演＞

1991年3月4日福岡県出身。 2006年、舞台「田園に死す」で主演デビュー。
近年の主な出演作に、『エール』『らんまん』、『宙わたる教室』『東京サラダボウル』、映画『沈黙の艦隊』『アイミタガイ』『早乙女カナコの場合は』(25)など。
Apple TV+ドラマシリーズ『Pachinko シーズン 2』で自身初となる海外作品へ参加。
9/19(金)に映画『宝島』、9/26(金)に映画『沈黙の艦隊北極海大海戦』が公開予定。

えなりかずき／松前家八代当主松前道廣役（トーク）＜東京公演出演＞

1984年11月9日生まれ。東京都出身。
３歳でテレビデビューを果たし、ドラマ「ホットドック」にて初のドラマ出演。
そこから数多くのドラマに出演し、MC、主演ドラマ、バラエティ番組、CM、ナレーション、声優等の仕事を経て、今年で芸歴３８年を迎える。
NHK では、「お江戸でござる」「第52回紅白歌合戦」「コレナンデ商会」等に出演し、今年大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」にて念願の大河ドラマ出演を果たす。

ひょうろく／松前道廣の弟で江戸家老を務める松前廣年役（トーク）＜東京公演出演＞

1987年7月7日生まれ　鹿児島県出身。
異色のキャリアを活かし、豊かな表現力と存在感で注目を集め、その独特なキャラクターで注目を集める。ドラマ、バラエティ、CMと幅広いジャンルで活躍。大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（NHK総合）に出演するなど、シリアスからコミカルな役柄まで幅広くこなし、映像作品を中心に活躍の場を広げている。

映美くらら／十一代将軍・家斉の乳母大崎役（トーク）＜神戸公演出演＞

1979年06月15日熊本県出身。宝塚歌劇団では星組に所属し 2001 年月組のトップ娘役に史上 2番目の早さで抜擢された。
2004年10月に退団後は映像を中心に活躍。主な出演作に連続テレビ小説「純と愛」「おちょやん」、「未来の私にブッかまされる!?」「99.9−刑事専門弁護士−」、「海に眠るダイヤモンド」、「イグナイト」、映画「ババンババンバンバンパイア」などがある。

珠城りょう／松葉屋の「番頭新造」とよしま役（トーク）＜神戸公演出演＞

1988年 10月4日愛知県出身。宝塚歌劇団では、月組トップ男役として活躍し、21 年に退団。
「8人の女たち」「マヌエラ」「天翔ける風に」「20世紀号に乗って」「あなたに会えてよかった」と数多くの舞台に出演。
テレビでは TBS「マイファミリー」「VIVANT」「アンチヒーロー」、CX「人事の人見」、映画「わたしの幸せな結婚」など、映像作品にも多数出演。

◆指揮・演奏

横山奏（指揮）

1984年札幌生まれ。
北海道教育大学札幌校、桐朋学園大学、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。ダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に指揮法を師事。2018年「第18回東京国際指揮者コンクール」第２位＆聴衆賞を受賞。国内の数多くのオーケストラと共演している。
趣味は登山。NHK-FM「石丸謙二郎の山カフェ」にシーズンゲストとして最多登場し、登山とクラシック音楽などのエピソードを紹介し人気を博している。

宮田大（チェロ）＜神戸公演出演＞

2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにて日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝。
その圧倒的な演奏は、世界的指揮者・小澤征爾をはじめ多くの指揮者に絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。

斉藤浩（ツィンバロン）＜東京・神戸公演出演＞

アジア人で初めてツィンバロン・ソリストディプロマを授与された打弦楽器奏者。2004年、バラッシャジャルマト国際コンクール第１位。
また、ソリストとして、国内外のオーケストラともたびたび共演している。

東京フィルハーモニー交響楽団

©上野隆文

1911年創立、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場他でのオペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏で高水準の演奏活動を展開。海外公演も積極的に行い、高い注目を集める。
1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。文京区、千葉市、軽井沢町、長岡市と事業提携を、刈谷市と連携協定を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

大阪交響楽団

©飯島隆

1980年「大阪シンフォニカ－」として創立。創設者である、永久名誉楽団代表・敷島博子が『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を！』を提唱。いつも聴衆を“熱く”感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されている。
2001年1月に、楽団名を「大阪シンフォニカ－交響楽団」に、2010年4月「大阪交響楽団」に改称した。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史（常任指揮者）、柴田真郁（ミュージックパートナー）、髙橋直史（首席客演指揮者）の3名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されている。