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NHKプロモーションでは、展覧会、コンサートなどの文化事業や、キャンペーン、シンポジウムなど、NHKの放送と連動した多彩なイベントを実施しています。東京のほか、地方で開催中の展覧会もご紹介しています。
- 〈若きポーランド〉―色彩と魂の詩 1890-1918(京都国立近代美術館)
- 特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」(東京・国立科学博物館)
- 相国寺承天閣美術館開館40周年記念 相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史(東京藝術大学大学美術館)
- 生誕120周年 サルバドール・ダリ —天才の秘密―(横須賀美術館、広島県立美術館)
- 挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」(九州国立博物館)
- ギョギョッとサカナ★スター展~お魚たちが教えてくれる海のこと~(愛媛・アイテムえひめ)※4月5日~開催
- どうぶつ百景―江戸東京博物館コレクションより(愛知県美術館)※4月11日~開催
- デザインあ展neo(東京・TOKYO NODE GALLERY A/B/C)※4月18日~開催
- 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(東京国立博物館 平成館)※4月22日~開催
- 浮世絵現代(東京国立博物館 表慶館)※4月22日~開催
- ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―(愛知・松坂屋美術館)※4月26日~開催
- 手塚治虫 ブラック・ジャック展(福岡アジア美術館)※4月26日~開催
>その他の展覧会・イベント情報はこちら【NHKプロモーション】
〈若きポーランド〉―色彩と魂の詩 1890-1918 (京都)
会期:2025年3月25日(火)~6月29日(日)
会場:京都国立近代美術館(京都府京都市)
主催:京都国立近代美術館、クラクフ国立博物館、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿、京都新聞
制作協力:NHKプロモーション
公式サイトはこちら
1795年、ロシア・プロイセン・オーストリアによる分割以降、123年の間独立を失ったポーランド。国を失った人々が自らのアイデンティティの拠り所としたのが、芸術そして文化でした。その中心地として重要な役割を果たしたのが、古都クラクフです。
19世紀後半、ポーランドの歴史や文化的逸話を大きなスケールで描き名声を博したのがヤン・マテイコです。クラクフ美術学校校長を務めた彼のもとからは、数多くの若き芸術家たちが巣立ちます。彼らは、祖国の独立を願いつつ、そこに自らの心情を結びつけ、象徴性に富み色彩豊かな独自の芸術を広い分野で展開しました。〈若きポーランド〉と呼ばれた彼らは、同時代の西欧の美術や浮世絵などの日本美術を貪欲に吸収しつつ、地方に残る伝統文化を発見・再解釈しながら、ポーランドの「国民芸術」の在るべき姿を模索しました。本展では、マテイコを前史とし、〈若きポーランド〉が生み出した芸術を包括的に、日本で初めて紹介します。
本展はクラクフ国立博物館の全面的な協力のもと、クラクフ国立博物館を筆頭に、ワルシャワを含む複数の国立博物館や多くの個人所蔵家から招来した、マテイコそして〈若きポーランド〉の数多くの絵画ならびに版画、家具やテキスタイルなどの工芸品を含む約130点によって、前世紀転換期に花開いたポーランド美術の真髄をご覧いただきます。
【見どころをご紹介!】
>「〈若きポーランド〉—色彩と魂の詩(うた) 1890-1918」、3月25日から京都国立近代美術館で開催【NHKプロモーション】
【NHKグループモールで公式図録を販売中】
>「〈若きポーランド〉色彩と魂の詩(うた) 1890-1918」公式図録
特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」(東京)
会期:2025年3月15日(土)~6月15日(日)
会場:国立科学博物館(上野公園)
主催:国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
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遺跡から発掘された古代の人々の骨に残るごく僅かなDNAを解読し、人類の足跡をたどる古代DNA研究。
近年では技術の発展とともに飛躍的な進化を遂げ、ホモ・サピエンスの歩んできた道のりが従来想像されていたよりもはるかに複雑であったことが分かってきました。
本展では、日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などによって、最新の研究で見えてきた遥かなる日本人のきた道と、集団の歴史が語る未来へのメッセージを伝えます。
【見どころをご紹介!】
>特別展「古代DNA ―日本人のきた道―」、3月15日から国立科学博物館で開催【NHKプロモーション】
相国寺承天閣美術館開館40周年記念 相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史(東京)

会期:2025年3月29日(土)~5月25日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館
主催:東京藝術大学、大本山相国寺、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社、東京新聞
公式サイトはこちら
相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満(1358~1408)が永徳2年(1382)に発願し、京五山禅林の最大門派であった夢窓派の祖・夢窓疎石(1275~1351)を勧請開山に迎え、高弟の春屋妙葩(1311~1388)を実質上の開山とし創建された禅宗の古刹です。今も京都の地、御所の北側にその大寺の姿を誇り、金閣寺、銀閣寺の通称で名高い鹿苑寺、慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山です。
時代を通じ、相国寺は芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙…。中世に規範を得た相国寺文化圏の美の営みは、近世、近代、現代へと時を繋ぎ、相国寺、鹿苑寺、慈照寺が所有する美術品は相国寺境内にある承天閣美術館で公開されてきました。
本展覧会は、相国寺承天閣美術館開館 40周年を機に開催するものです。国宝、重要文化財約40件以上を含む相国寺派の名品を中心に、相国寺の美の世界を紹介します。
【見どころをご紹介!】
>「相国寺承天閣美術館開館40周年記念 相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」、3月29日から東京藝術大学大学美術館で開催【NHKプロモーション】
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>相国寺承天閣美術館開館40周年記念「相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」公式図録
生誕120周年 サルバドール・ダリ —天才の秘密―(神奈川、広島)
神奈川展
会期:2025年2月8日(土)~4月6日(日)
会場:横須賀美術館
主催:横須賀美術館、NHKプロモーション
特別協力:公益財団法人 諸橋近代美術館
横須賀美術館ホームページはこちら
広島展
会期:2025年4月15日(火)~6月8日(日)
会場:広島県立美術館
広島県立美術館ホームページはこちら
20世紀の巨匠サルバドール・ダリ(1904–1989)は、スペイン、カタルーニャ州フィゲラスに生まれ、1920年代末にパリのシュルレアリスム運動に参加し、造形芸術に新たな局面を開きます。見る者に強烈な印象を与えるダリの絵画は、やがてヨーロッパのみならず世界的に知られるようになります。ダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年の記念すべき節目に開催する本展は、日本を代表するダリのコレクションを形成する諸橋近代美術館の所蔵品を中心として、ダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目します。ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されているダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、版画、彫刻の他、ミロやマグリットなどシュルレアリスムの作家の作品などから、ダリの多様な側面を明らかにいたします。
>生誕120周年「サルバドール・ダリ —天才の秘密―」公式図録
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」(福岡)
会期:2025年1月21日(火)~5月11日(日)
会場:九州国立博物館(福岡県太宰府市)
主催:九州国立博物館・福岡県、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス、朝日新聞社
公式サイトはこちら
埴輪(はにわ)とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形です。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。
なかでも、国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品です。この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。素朴で“ユルい”人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家に至るまで、埴輪の魅力が満載の展覧会です。空前の規模の埴輪展にご期待ください。
【見どころをご紹介!】
>挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」、九州国立博物館で開催(2025年1月21日~)【NHKプロモーション】
【NHKグループモールで公式図録を販売中】
ギョギョッとサカナ★スター展~お魚たちが教えてくれる海のこと~(愛媛)4月5日~
会期:2025年4月5日(土)~5月18日(日)
会場:アイテムえひめ大展示場A(愛媛県松山市)
主催:愛媛国際貿易センター、NHK松山放送局、NHKエンタープライズ四国
制作協力:NHKプロモーション
アイテムえひめホームページはこちら
NHKで放送している「ギョギョッとサカナ★スター」がテレビを飛び出して展覧会になりました。
番組では、さかなクンがお魚の世界を深掘りし、ギョギョっと驚く魅力満載のお魚を「サカナ★スター」として、その秘密を紹介しています。
展覧会では、番組で紹介してきたサカナ★スターたちを、映像やイラストだけでなく、さかなクンが作成した剥製などとともに、不思議なお魚の世界を紹介し、お魚たちを通して海の今を伝えていきます。
さあ、さかなクンと一緒に海のことを学びましょう!!
どうぶつ百景―江戸東京博物館コレクションより(愛知)4月11日~

会期:2025年4月11日(金)~6月8日(日)
会場:愛知県美術館(愛知県名古屋市)
主催:愛知県美術館、東京都江戸東京博物館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、中日新聞社、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部
制作協力:NHKプロモーション
愛知県美術館ホームページはこちら
江戸幕府創設からおよそ420年。江戸は巨大都市として発展し、京都、大坂に並ぶ三都のひとつとなりました。大都市江戸・東京に暮らした人々は、どのように動物とかかわってきたのでしょうか。それを物語る美術品や工芸品など約240件を、東京都江戸東京博物館のコレクションから選りすぐって紹介します(会期中展示替えがあります)。 本展は、2022年にパリ日本文化会館(フランス)で好評を博した「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展を拡充した凱旋帰国展です。画巻、錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿をお楽しみください。
【NHKグループモールで公式図録を販売中】
>「どうぶつ百景 -江戸東京博物館コレクションより」公式図録
デザインあ展neo(東京)4月18日~
会期:2025年4月18日(金)~9月23日(火・祝)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
主催:TOKYO NODE、NHK、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション
公式サイトはこちら
「デザインあ展neo」は、NHK Eテレで放送中の番組「デザインあneo」のコンセプトを、体験の場に展開する展覧会です。これまで2013年に21_21 DESIGN SIGHTで、2018年から2021年には日本科学未来館、富山県美術館など全国6つの美術館で「デザインあ展」として開催。今回3回目となる「デザインあ展neo」では、こどもたちにデザインについてさまざまな思考 ・ 発見を楽しんでもらうコンセプトはそのままに、新たなテーマの新作を展示します。
「モノ」をテーマとしてきたこれまでの「あ展」に対し、今回のテーマは「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、わたしたちが行う行為(動詞)。じぶんのからだも使って体感する作品群で、日常をつむぐさまざまな行為を、デザインの視点からとらえなおしていきます。また360度のスクリーンに囲まれて映像と音楽をからだいっぱいあびる作品など、「デザインあneo」ならではの作品群もパワーアップして準備中です。
東京の中心に新たに誕生した施設「TOKYO NODE」で開催するにあたり、地下鉄の改札を出てから45階にある展示室までのアプローチにもしかけが満載。「あ!」の発見をお楽しみください。
【見どころをご紹介!】
>「デザインあ展neo」2025年4月に東京・虎ノ門で開催!【NHKプロモーション】
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(東京)4月22日~
会期:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
公式サイトはこちら
江戸時代の傑出した出版業者である蔦重こと蔦屋重三郎(1750~97)は、喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。本展ではその蔦重の活動をつぶさにみつめながら、天明、寛政(1781~1801)期を中心に江戸の多彩な文化をご覧いただきます。
蔦重は江戸の遊郭や歌舞伎を背景にしながら、狂歌の隆盛に合わせて、狂歌師や戯作者とも親交を深めるなど、武家や富裕な町人、人気役者、人気戯作者、人気絵師のネットワークを縦横無尽に広げて、さまざまな分野を結びつけながら、さながらメディアミックスによって、出版業界にさまざまな新機軸を打ち出します。
蔦重はその商才を活かして、コンテンツ・ビジネスを際限なく革新し続けました。
そこに根差したものは徹底的なユーザー(消費者)の視点であり、人々が楽しむもの、面白いものを追い求めたバイタリティーにあるといえるでしょう。
この展覧会では、蔦屋重三郎を主人公とした2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)とも連携し、江戸の街の様相とともに、蔦重の出版活動をさまざまにご覧いただきながら、蔦重が江戸時代後期の出版文化の一翼を担っていただけでなく、彼が創出した価値観や芸術性がいかなるものであったかを体感いただきます。
【見どころをご紹介!】
>特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」、4月22日から東京国立博物館で開催【NHKプロモーション】
浮世絵現代(東京)4月22日~
会期:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館(上野公園)
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
東京国立博物館ホームページはこちら
日本の木版画の技術は、江戸時代の文化の中で独自に発展し、浮世絵という力強く華やかな芸術を生み出しました。「浮世」という言葉には「当世風の」という意味があり、浮世絵版両はまさにその時代と社会を色鮮やかに映し出すメディアでした。
写楽や歌麿、北斎の浮世絵を生み出したこの高度な木版画の技術は、途切れることなく、現代まで職人たちに受け継がれています。山桜の版木を使い、和紙に墨と水性の絵具で摺り上げることで生まれるシャープな線や軽やかな色彩は、唯一無二のものです。伝統の技術は、同時代の人々の心をとらえる作品を生み出し続けることで、さらに次代へと継承されていきます。
この展覧会は、伝統木版画の表現に魅了された様々なジャンルのアーティスト、デザイナー、クリエーターたちが、現代の絵師となり、アダチ版画研究所の彫師・摺師たちと協働して制作した「現代」の「浮世絵」をご覧いただくものです。 総勢約80名のアーティストたちの木版画を通じて、現代から未来につづく伝統の可能性をご鑑賞ください。
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―(愛知)4月26日~
愛知会場
会期:2025年4月26日(土)~6月15日(日)
会場:松坂屋美術館(愛知県名古屋市)
青森会場
会期:2025年6月28日(土)~8月31日(日)
会場:八戸市美術館(青森県八戸市)
長崎会場
会期:2025年9月12日(金)~11月30日(日)(予定)
会場:長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市)
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
「ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな科学反応が起きるだろう。」
この問いに人間国宝から若手まで20名の工芸作家が金工や漆工、染織などの技を駆使してポケモンを題材とした約70点の作品を生み出しました。
これらの作品を一堂に集めて2023年3月~6月に国立工芸館で開催され、好評を博した企画展が国内を巡回します。
多種多様な素材と技法で表現されたポケモンたちを観察しながら、日本が誇る工芸技術の粋に出会うことができる展覧会です。
なお、巡回先では今までの作品に加えて、新作の追加展示も予定されています。
【NHKグループモールで公式図録を販売中】
>「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」公式図録 3,300円(税込)
手塚治虫 ブラック・ジャック展(福岡)4月26日~
福岡展
会期:2025年4月26日(土)~6月22日(日)
会場:福岡アジア美術館 7階企画ギャラリー(博多)
主催:西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス、KBC、東映
福岡アジア美術館ホームページはこちら
>公式Xm
あの名作「ブラック・ジャック」の全作品が一堂に!
“いままで出会った”ブラック・ジャックも、“これから出会う”ブラック・ジャックも、
みんな会場であなたを待っている
医療マンガ、手塚治虫の「ブラック・ジャック」は50年前の1973年に登場しました。
手塚治虫が切り拓いた“MANGA”、“ANIME”の世界はいま、世界中の人々にリスペクトされる大きな文化となっています。「ブラック・ジャック」は現在第一線で活躍する医療従事者の多くに影響を与えたといわれている作品で、そこに込められたテーマやメッセージは、いまの人の心にも深い感銘を与えるものです。
顔に傷のある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと彼が生んだ“18歳で0歳”の女の子ピノコ。強力なキャラクターたちが繰り広げる物語は世界を舞台に、人間や生きものの命とそれを救う医療、人としての生きざまや、そもそも「医者は何のためにあるのだ」という根本的な問いにまで至る、数多くのテーマから紡ぎ出されています。
本展はマンガ「ブラック・ジャック」の全作品※をとおして誕生秘話から、作品そのものがもつ手塚治虫の深いヒューマニズム、コロナを経験した私たちがいま見ても斬新に感じる医療界のリアルな描写など、この作品の魅力を存分に解き明かし「ブラック・ジャック」を知る人、初めて知る世代、はたまた外国のファンにも、名作「ブラック・ジャック」を最大限に楽しんでもらえる特別な展覧会として全国を巡回していきます。
※一部スペースの関係で全作品の展示ができない会場があります。
【さまざまな展覧会の図録を販売中!】