子供から大人まで楽しめるアニメ「忍たま乱太郎」の世界をミュージカル化した「ミュージカル『忍たま乱太郎』」(通称“忍ミュ”)。その魅力やとっておきのウラ話を忍ミュの演出家とキャストが熱く語り、歌う「ミュージカルで表現する『忍たま乱太郎』の世界」(略して「忍ミュ講座」)の第11回が東京・NHKカルチャー青山教室(オンライン配信あり)で開催されました。
講師に竹本敏彰さん(脚本・作詞・演出)、西野誠さん(歌唱指導)、反橋宗一郎さん(善法寺伊作役)を迎え、2025年に上演された第15弾「走れ四年生!戦え六年生!~閻魔岳を駆け抜けろ~」初演・再演・学園祭を振り返る内容。反橋さんとハモる、初の試みとなった歌稽古ほか、恒例の秘蔵映像紹介も。大いに盛り上がった第11回の模様をレポートします。
目次
- 第1回「忍ミュ講座」出演の反橋さん、歌唱指導の西野さんが登場
- 全38種類をリスト化!伊作の調合薬シーンVTRも公開
- 全部で123曲制作…竹本さんが一番大変だった曲は?
- 歌唱指導・西野さんの仮歌へのこだわり
- 反橋さんが音痴だった過去を告白…克服エピソードを披露
- 講座初の試み!本格歌稽古企画「伊作とハモろう!」
- クモタケ忍者隊の語り歌、懐かしの六年生ソングも熱唱
- ラストにあのアイドル曲をオールスタンディングで
- オンライン受講生も入手可能!貴重な忍ミュ講座資料(台本・楽譜・音源)を配布
- 忍ミュ講座を終えて
- 講座参加者の声
- 配信・講座について
第1回「忍ミュ講座」出演の反橋さん、歌唱指導の西野さんが登場

2022年10月開催の第1回「忍ミュ講座」に登場した反橋さんが再び登壇。第15弾打ち上げでの一年生・猪名寺乱太郎役を演じた塩田宙さんとの胸アツなエピソードを披露しました。竹本さんと西野さんも一年生を演じた子役たちへの指導や成長を振り返ってしみじみ。
全38種類をリスト化!伊作の調合薬シーンVTRも公開

今回も受講生から届いた事前質問で振り返り。伊作と六年生の食満留三郎(鈴木祐大さん)、一年生の猪名寺乱太郎 (塩田宙さん・沼澤圭さん)の「日替わり調合薬」シーンが話題に。
なんと竹本さんが東京、大阪、愛知公演で伊作が披露した38種の調合薬の名前や効能をまとめたリストをモニターで公開!「38個、処方したんですか!?」と反橋さんがビックリ!
初演の台本には「胃腸の働きが悪い時『スーパーアバレール』」のみ記載され、“日替わりでお願いします”とリクエストがあったそう。反橋さんは上演中、舞台袖で2人と数分打ち合わせしていたことを告白。3会場で披露された調合薬シーンのVTRも公開されました。
全部で123曲制作…竹本さんが一番大変だった曲は?

第10~第15弾で作曲家の玉麻尚一さんと作った楽曲が123曲、BGMは175曲制作した竹本さん。「作詞した曲で一番大変だった曲は?」との質問に第10弾で登場した「愛しき者よ~それぞれの場所で~」と回答しました。
現在カンパニーソングとして歌われているこの曲について「みんなのキャラクターを知ることから始まったから結構大変だった」とコメント。また「今回の学園祭30曲の中で僕と玉麻さんの曲は28曲でした。これからも曲が積み重なってライブでも使ってくれるとうれしい」と話しました。
歌唱指導・西野さんの仮歌へのこだわり

質問で「忍ミュ参加の経緯」を聞かれ、作曲家の玉麻さんからの声掛けときっかけを説明した西野さん。キャストに渡す仮歌音源についても語りました。
「機械的に譜面に書いてある言葉を歌っているわけではなく、作曲家の玉さんが『この役はここでこういう感情、こういうリズムになっている』というベースのところを入れている」「味付けを過剰にせず、こうやって歌うのが正しいという規定をしない」などと仮歌を入れる上でのこだわりを明かしました。
反橋さんが音痴だった過去を告白…克服エピソードを披露

“音痴”に悩んでいる受講生からの相談も。第13弾で驚異のロングトーンを披露したVTRを公開し、「反橋かホイットニー・ヒューストンか」と竹本さんに美声を絶賛された反橋さん。意外にも音痴だった過去を告白しました。
もともと音痴がコンプレックスだったという反橋さん。中学時代に音楽の授業でうまく歌えなかったことが悔しくて、週に3回ほどひとりカラオケをしていたそう。「自分の声を録音」し、間違い箇所を認識していくことで正解に近づけたと実体験を話しました。
講座初の試み!本格歌稽古企画「伊作とハモろう!」

「忍ミュ講座」で初めてゲスト講師と「合唱」ではなく「ハモる」特別企画を敢行。教材は第15弾再演から、伊作と四年生の斉藤タカ丸(川口ナオさん)の「顔を上げて」。受講生には譜面や仮歌を渡しており、タカ丸パートの練習を宿題に出していました。
タカ丸「失敗したら」のあとに伊作「やり直せばいいさ」などと伊作とタカ丸が会話するように進むこの楽曲。西野さんは普段キャストに言っているようなテクニカルな指導を行い、見事「伊作とハモろう!」は大成功!「これが忍ミュ講座ですか~いい景色ですね!」と会場を見渡して、西野さんは大感激していました。
クモタケ忍者隊の語り歌、懐かしの六年生ソングも熱唱

こちらも忍ミュ講座初の迫力満点の語り歌、第15弾学園祭から、クモタケ忍者隊の「あの日あなたに」。「キャラクターの壮絶な人生をインストールすると本当に悔しい思いがどんどん出てくる」と竹本さん。西野さんと反橋さんも「…難しい」を連発していました。
第10弾再演の六年生ソング「僕らの歌」では配布した台本を見ながら、セリフパートから歌唱。七松小平太(坂垣怜次さん)役を竹本さん、潮江文次郎(渡辺和貴さん)役を反橋さん、中在家長次(新井雄也さん)役を西野さんが担当。
留三郎と立花仙蔵(湯本健一さん)役をなんと受講生たちが演じることに。「6年間一緒に学び舎で勉強してきた仲間と春夏秋冬を振り返りながら歌っている曲。懐かしかったねと笑い話にできるような雰囲気で」と竹本さんが曲について語りました。
ラストにあのアイドル曲をオールスタンディングで

ラストは大きな話題となった第14弾から、六年生のアイドルソング「シアワセのタネ」。配布した台本で六年生がアイドルになった経緯をおさらい。オールスタンディングで大熱唱し、ライブ会場のような熱気に包まれました。
しばらく“忍務”に出る竹本さんは第11弾の頃を回顧。作品が盛り上がりを取り戻していくのを見られたことに対して感謝を述べていました。
オンライン受講生も入手可能!貴重な忍ミュ講座資料(台本・楽譜・音源)を配布

毎回忍ミュ講座で大好評の資料配布。忍ミュのお芝居への理解を深めてもらうために共有しています。またキャストたちと同じミュージカル・ナンバーの楽譜や音源を入手、実際に歌うことでさらに舞台をディープに楽しむことができます。
【配布資料】
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上演台本(一部)
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ミュージカル「忍たま乱太郎」第15弾学園祭の台本(全4ページ)
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ミュージカル「忍たま乱太郎」第10弾再演アナザーストーリー(全10ページ)
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ミュージカル「忍たま乱太郎」第14弾再演アナザーストーリー(全10ページ)
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ミュージカル・ナンバー音源(歌入り・メロオケ・カラオケ)および譜面
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第15弾「顔を上げて」
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第15弾学園祭「あの日あなたに」
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第10弾「僕らの歌」
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第14弾「シアワセのタネ」
忍ミュ講座を終えて

竹本敏彰さん
お客さんの参加の仕方が明確な講座になったと思いますね。最初は焦点が定まってない雰囲気がありましたが、今はもう作品の振り返りで楽曲やミュージカルを勉強しようと思う方がいらっしゃる。ますますミュージカルの裾野が広がればいいなと強く思いました。今回の歌唱指導も現場で言っていることそのままだったので心配していたんですが、興味津々で聴いてくださっていましたね。ミュージカルを作るのは決して簡単なことではなく緻密で時間も手間もかかる。そんな過程を皆さんに共有できたのはよかったです。
西野誠さん
歌唱指導の裏側を聞いてもらえるいい機会だったなと思います。何をどう気にして、表現しているのかを話せました。劇場に来ているお客さんと会えたのは初めてで、受講生の方はきっと恥ずかしくて歌えない方がたくさんいるんだろうなと思っていたんです。思った以上に声を出してくれてうれしかったですね。曲を昨日今日で覚えたのではなく、曲が骨の髄まで染みているのがわかりました。「忍ミュ」が本当に愛されているんだなとも感じました。
反橋宗一郎さん
久しぶり帰って来られたのはありがたいですね。講座が始まった3年前の「忍ミュ」は2.5次元で歌がうまいよねと言われている状況じゃなくて、まだ発展途上だったと思うんです。今は「忍ミュ」に対する印象も変わったんじゃないかな。お客さんの母体数も増えているのでエモいですよね。どんどん大きくなって、愛も強くなっている。改めて、竹さんはモンスターだなと。あのスピードでずっとしゃべってられる体力がエグい。マネできないです(笑)
講座参加者の声
- 忍ミュファミリーの中でもだんとつで歌が上手い反橋さんと、そこに歌唱指導の西野さんが加わり、歌って、聞いて、楽しい回でした。
- 竹本さんはいつものように楽しく、熱量たっぷりのお話を聞かせていただき楽しかったです。 西野さんは、初心者にもわかりやすい解説で、私も上手く歌えるようになるかも!?と感動しました。 反橋さんは、歌唱も素晴らしく、舞台裏のお話も聞けて面白かったです。
- 歌唱のご指導、表現のご指導、そして反橋宗一郎さんの生の歌声にあわせて歌わせていただける機会、なにもかもが贅沢な時間で、本当に嬉しくて嬉しくて、涙が出てしまいました。本当に本当に、貴重な体験、貴重なお話をありがとうございました。
- なかなか聞けない裏側を知ることができてとても興味深かったです。実際の歌唱指導についてもイメージできましたし、もっとこういう裏側を知れる機会が欲しいなって思いました。今後も開催していただけると嬉しいです。
- 初めて拝見させて頂きましたが、忍ミュについての裏話こんなにしてくれるんだ!と感動しました。トークも歌もわかりやすく説明下さり素敵な講座でした。
- ミュージカル忍たま乱太郎の製作陣の思いやミュージカルの作り方がわかって大変良かったです。
配信・講座について
◆◆第11回 ミュージカルで表現する「忍たま乱太郎」の世界 in 青山教室(1/30)

今年度最後の忍ミュ講座のテーマはミュージカルにはかかせない「歌唱指導」。脚本・作詞・演出を手がけた竹本 敏彰さんに加え、歌唱指導の西野 誠さん、善法寺伊作役の反橋 宗一郎さんを講師にお迎えして、忍ミュのミュージカルナンバーの魅力、舞台裏などたっぷりと語っていただきます。
※見逃し配信:2026年1月30日(金)~2026年3月25日(水)23:59まで
*販売は終了しました。
◆◆【特典付き】全4回オンライン通しチケットも販売!

2025年度開催の4講座をセットにした「オンライン通しチケット」も販売します。第8回~第11回の講座のライブ+見逃し配信を視聴できます。
さらに、2026年1月30日(金)から3月25日(水)23:59まで視聴可能な4講座のアーカイブ配信付き。
購入していただいた方の中から抽選で5名様に登壇キャスト全員のサイン入りパンフレットをプレゼント!
- チケット受付:2025年5月22日(木)正午~2026年3月25日(水)正午まで
- チケット料金:12,000円(税込)
*販売は終了しました。
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