特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」、11月28日から東京都江戸東京博物館で開催【NHKプロモーション】

特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」、11月28日から東京都江戸東京博物館で開催【NHKプロモーション】

120点を超える応挙作品が一堂に集結

開創700年記念 特別展「大徳寺 本朝無双之禅苑」が2026年11月28日(土)~2027年1月24日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催されます。その後、2027年2月6日(土)~4月4日(日)まで大阪市立美術館に巡回予定です。

江戸時代、絵画はかつてない広がりと豊かさを見せ、多彩な様相を呈しました。伝統と革新が交錯するなか、円山応挙(1733~1795)は、自然の姿を丹念に観察し、確かな筆致によって、写生にもとづいた独自の画風を生み出しました。しかし、応挙の「写生」は、対象の形を的確に捉えるだけにとどまりません。生き物の気配や光の移ろいにまで目を向けた表現は、従来の絵画に新たな広がりをもたらしました。その画風は多くの門人に受け継がれ、日本美術に大きな影響を与えました。

さらに応挙は、空間全体を一つの世界として構成する絵画にも取り組みました。その代表が兵庫県香美町・亀居山大乗寺(通称「応挙寺」)に伝わる「孔雀の間」、「芭蕉の間」、「山水の間」の障壁画です。部屋ごとに画題や構図が綿密に計画され、襖や壁面が連続して独自の空間を生み出すこれらの作品は、応挙芸術の到達点として高く評価されています。

本展では、応挙が手掛けた大乗寺障壁画を中心に、初期から晩年に至る画業をたどります。写生にもとづく描写に加え、作品の装飾性や広がりのある空間表現に注目し、応挙芸術の魅力と革新性について紹介します。


◆みどころ

1.応挙芸術の全貌に迫る ― 約20年ぶりの大規模回顧展

120点を超える応挙作品が一堂に集結します。初期の眼鏡絵から晩年の大乗寺障壁画まで、多彩な作品を通して応挙の画業を総合的に紹介します。


山跡鶴嶺「円山応挙像」
【通期展示】

2.応挙が仕掛けた空間革命 ― 大乗寺障壁画を体感する

大乗寺に伝わる実物の障壁画とともに、「孔雀の間」、「芭蕉の間」、「山水の間」の空間を再現。絵画と空間が響き合う世界をご体感いただきます。


「孔雀の間」再現イメージ

3.初公開、里帰り作品も ― 応挙、再発見

初めて公開される「牽けん牛ぎゅう花か図ず」。イギリスからはセインズベリー視覚芸術センター所蔵の「虎図」が、久しぶりに日本へ里帰りします。新たな出会いと、時を経た再会。応挙の多彩な表現が、ここに広がります。


円山応挙「牽牛花図」 
天明4年(1784) 【後期展示】


◆展示作品

【前期展示】11/28(土)~12/24(木)
【後期展示】1/2(土)~1/24(日)

第1章:絵師応挙の誕生  (~1766)

若き日の応挙は、「主水もんど」「一嘯いっしょう」「夏雲かうん」「仙嶺せんれい」など、時期に応じて複数の名を用いました。狩野探幽の流れを汲む石田幽汀に学ぶ一方、当時流行した沈南蘋しんなんびんの画風なども学びました。さらに眼鏡絵の制作を通じて培った遠近表現は、のちに応挙が独自の空間表現を築くうえで重要な基盤となります。


重要美術品 円山応挙「淀川両岸図巻」(部分)
明和2年(1765) 公益財団法人アルカンシエール美術財団/原美術館コレクション蔵
【通期展示(場面替えあり)】



円山応挙「眼鏡絵 明州津・三十三間堂図」
神戸市立博物館蔵 【前期展示】



「のぞき眼鏡(直視式)」
神戸市立博物館蔵 【前期展示】



円山応挙「双鶴図」
明和2年(1765) 一般財団法人八雲本陣記念財団 【前期展示】


第2章:明和  明和3~9年(1766~72)

応挙が「応挙」と名乗るのは明和3年(1766)34歳の夏からです。以後、「応挙之印」「仲選」の印章とともに、この名を生涯使い続けました。この時期に大きな影響を与えたのが、円満院門主の祐常ゆうじょうでした。祐常との交流は、応挙が写生へ向かう一つの契機となり、祐常が日常の諸事万端を書き留めた『萬誌』には応挙の言葉も書き留められています。


円山応挙「驟雨江村図」
明和6年(1769) 【後期展示】



円山応挙「秋野暁望図」
明和6年(1769) 【後期展示】


第3章:安永  安永元~10年(1772~81)

祐常との交流を通して貴族社会とのつながりを得た応挙は、安永期には三井家をはじめとする京都の上層町人からの支持を集めました。三井家の依頼による「郭子儀祝賀図」や、親しい関係をうかがわせる「夕涼み図」などが残されています。また、40歳を迎えた頃から屏風のような大作も増えていきました。安永4年(1775)版の『平安人物志』では画家の筆頭に名が掲げられ、京を代表する絵師として存在感を高めていきます。


円山応挙「虎図」
安永9年(1780) セインズベリー視覚芸術センター蔵
©Sainsbury Centre, University of East Anglia, United Kingdom
【通期展示】



円山応挙「狗子図」
安永7年(1778) 敦賀市立博物館蔵 【後期展示】



円山応挙「白狐図」
安永8年(1779)【前期展示】



重要美術品 詞書 高橋宗直 円山応挙「華洛四季遊戯図巻」(部分)
徳川美術館蔵 ©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
【通期展示(場面替えあり)】


第4章:天明  天明元~9年(1781~89)

天明期、応挙は名実ともに京を代表する絵師となり、各地の寺社で障壁画を次々と手がけました。愛知の明眼院、和歌山の草堂寺と無量寺、香川の金刀比羅宮、兵庫の大乗寺などに、大画面を生かした作品を残しています。複数の部屋を飾る障壁画の制作には、一貫した構想のもとで門人たちをまとめる力が必要でした。こうした大規模な制作は、円山派が画派として形を整えていたことも示しています。国宝「雪松図屏風」などの傑作が生まれた一方、天明8年(1788)の大火で応挙も被災しました。


国宝 円山応挙「雪松図屏風」
三井記念美術館蔵 【展示期間:11/28~12/6】



重要文化財 円山応挙「山水図襖」(部分)
天明7年(1787) 兵庫・大乗寺蔵 【通期展示】


第5章:寛政  寛政元~7年(1789~95)

天明の大火後に始まった御所造営では、土佐派や狩野派などの絵師とともに、応挙も一門を率いて障壁画制作に参加しました。当時の障壁画は嘉永7年(1854)の火災で失われましたが、その制作過程を伝える下絵が残されています。御所の仕事を終えた応挙は、大火によって中断していた大乗寺の障壁画を完成させました。晩年まで大画面と向き合い、最期まで新たな空間表現を追い求めました。


重要文化財 円山応挙「郭子儀図襖」(部分)
寛政2年(1790) 兵庫・大乗寺蔵 【通期展示】



重要文化財 円山応挙「松に孔雀図襖」(部分)
寛政7年(1795) 兵庫・大乗寺蔵 【通期展示】


◆音声ガイド

音声ガイドナビゲーターは諏訪部順一さんが務めます。作品の魅力や歴史をより深く、分かりやすくご案内します。

音声ガイドナビゲーター:諏訪部 順一さん

プロフィール 
声優、ナレーター、ラジオパーソナリティ。3月29日生まれ。東京都出身。
主なアニメ出演作:「呪術廻戦」両面宿儺役、「テニスの王子様」跡部景吾役、「うたの☆プリンスさまっ♪」神宮寺レン役、「パンどろぼう」パンやのおじさん役。長年に渡り第一線で活躍し、声優アワードでは2013年と2018年に助演男優賞、2023年に富山敬賞を受賞。


◆展覧会概要

【東京展】

  • 展覧会名:江戸東京博物館リニューアル記念特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」
  • 会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
  • 会期:2026年11月28日(土)~2027年1月24日(日)
    • 【前期展示】11月28日(土)~12月24日(木)
    • 【後期展示】1月2日(土)~1月24日(日)
      ※会期中、一部の作品は上記以外も展示替を行います。
  • 開館時間:9:30~17:30(土曜日は午後19:30まで開館)
    ※入館は閉館の30分前まで。

  • 休館日:月曜日 ※ただし、1月4日・11日は開館、12月25日~1月1日、1月12日は休館
  • 主催:東京都江戸東京博物館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
  • 協賛:NISSHA
  • お問い合わせ(ハローダイヤル):050-5541-8600 
    ※ご案内時間 9:00~20:00/年中無休

【大阪展】

  • 展覧会名:特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」
  • 会場:大阪市立美術館
  • 会期:2027年2月6日(土)~4月4日(日)
    ※本展は予約制ではありません。
    ※災害などにより、変更となる場合があります。
    ※会期中に一部展示品の入れ替えがあります。
  • 開館時間:9:30~17:00
    ※入館は16:30まで。
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
    ※災害などにより臨時で休館となる場合があります。
  • 主催:大阪市立美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
  • 協賛:NISSHA
  • お問い合わせ(なにわコール):06-4301-7285
    ※ご案内時間 8:00~21:00/年中無休

展覧会の詳細は、諸事情により変更する場合があります。最新情報は展覧会公式サイトをご確認ください。

▼特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」公式サイト
https://okyo2026-27.jp/


◆チケット(東京展)

常設展をセットにしたお得なセット券も販売しています。

〇特別展+常設展(セット券)

観覧料(税込)


前売 当日
一般 2,540円 2,740円(2,320円)
65歳以上
1,720円 1,920円(1,600円)
大学生・専門学校生 1,480円 1,680円(1,420円)

〇特別展専用券

観覧料(税込)


前売 当日
一般 1,900円 2,100円(1,680円)
65歳以上
1,400円 1,600円(1,280円)
大学生・専門学校生 1,100円 1,300円(1,040円)

※( )内は20名以上の団体料金。(オンラインWebketでの団体券の販売はございません)
※次の場合は特別展観覧料が無料です。未就学児童。小・中・高校生。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明できるものをご提示ください。
※常設展とのお得なセット券は江戸東京博物館、江戸東京博物館オンラインWebketで販売しています。詳細は江戸東京博物館ホームページをご確認ください。
※シルバーデーの有無については、本サイトの「シニア無料観覧券募集について」および東京都江戸東京博物館のホームページをご確認ください。
※チケットは会期中1枚につき1人1回、観覧日当日に限り有効です。
※本展は事前予約不要です。混雑時は入場をお待ちいただく可能性があります。

【前売券販売期間】

2026年10月6日(火)10:00 ~ 11月27日(金)23:59

【販売場所】

江戸東京博物館、江戸東京博物館オンラインチケット、展覧会公式チケット(ART PASS)、美術展ナビチケットアプリ、アソビュー!、セブンチケット、電子チケット「スマチケ」、e+(イープラス)、ローソンチケット、チケットぴあ、CNプレイガイド、楽天トラベル

平日夜間に、各日300名限定で展覧会をお楽しみいただける特別鑑賞(日時指定)チケットやオリジナルグッズが付いたスペシャルチケットも販売します。詳しくは展覧会公式サイトをご覧ください。

▼特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」公式サイトチケット情報
https://okyo2026-27.jp/tickets.html


◆グッズ

本展では、さまざまなオリジナルグッズを販売します。日本のものづくりの技術と繊細な感性を活かしたオリジナル缶で人気を集める青山デカーボとのコラボも決定!オリジナルグッズの一部をご紹介します。

  • 青山デカーボ お菓子缶「円山応挙 子犬だらけ缶」(おまけチャーム付/3種のうちランダムで1点) 2,640円(税込)
  • アンリ・シャルパンティエ プティ・ガトー・アソルティ 2,700円(税込)
  • UCHU wagashi 落雁 1,944円(税込)
  • スカジャン(全2種) 各46,200円(税込)
  • ぬいぐるみ(全2種) 子犬3,520円、虎3,850円(税込)

※画像はイメージです。
※一部商品は購入個数制限を設ける場合があります。
※商品の詳細、販売価格は諸事情により変更される場合がございます。
※転売目的でのご購入は固くお断りします。


◆関連イベント

関連講座「空間革命絵師 円山応挙」

  • 日時:2026年12月6日(日)
  • 講師:樋口 一貴(十文字学園女子大学 教授)
  • 会場:東京都江戸東京博物館 大ホール
  • 定員:350名
  • 料金:1,000円
  • 申込締切:11月17日(火)

関連講座「応挙芸術の全貌に迫る―展覧会の見どころ―」

  • 日時:2026年12月12日(土)
  • 講師:朴 美姫(東京都江戸東京博物館 学芸員)
  • 会場:東京都江戸東京博物館 大ホール
  • 定員:350名
  • 料金:1,000円
  • 申込締切:11月20日(金)

※要事前申し込み。
※応募者多数の場合は抽選となります。

参加には、江戸東京博物館ホームページにて詳細をご確認のうえ、オンラインまたは往復はがきにてお申し込みください。

▼江戸東京博物館 特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」特設サイト
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/okyo/


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