今だけ豪華2本立て!
今秋、名古屋市博物館は2028年4月予定のグランドオープンに先立ち、プレオープン記念として2本の特別展を同時開催します。 ひとつは名古屋で育った外交官・杉原千畝がユダヤ難民に「命のビザ」を発給した地であるリトアニア共和国の歴史と文化を、もうひとつは豊臣秀吉の生涯をたどりながら、ふるさとである名古屋を中心とした尾張との関わりを紹介する展覧会です。プレオープンを記念した関連イベントも盛りだくさんです。
*2つの展覧会を合わせてご覧いただけます。

◆特別展「リトアニアーバルトの森に響く歌-」

バルト海沿岸に位置するリトアニア共和国は、名古屋で育った外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)が、ユダヤ難民に「命のビザ」を発給した地です。その縁に導かれて、名古屋市博物館は昨年8月、リトアニア国立博物館と友好館協定を結びました。本展では、同館の全面的な協力のもと、色彩豊かな民族衣装や、神秘的な意匠の工芸品などを通して、同国の歴史と文化を紹介します。自然を慈しみ、歌を愛する人びとの、豊かな文化に触れてみませんか。
【展示構成/主な展示作品】
プロローグ 森と歌の大地
リトアニアの首都ヴィリニュスは、世界遺産に登録された歴史ある美しい街並みのすぐ近くに、鳥たちのさえずる豊かな森を有しています。4年に一度開かれる「歌と踊りの祭典」では、広大な森に囲まれた郊外の公園にリトアニア中の合唱団が集まり、美しい歌声が響き渡ります。「歌と踊りの祭典」の映像と、リトアニアの風景を写した写真を通して、豊かな森と奥深い歴史の痕跡、それらとともにある人びとの営みを、まずは少しだけ覗いてみましょう。

リトアニアの首都 ヴィリニュス市の旧市街
Vilnius, old town, rooftops ©Laimonas Ciūnys_Lithuania Travel
第1章 森とともに暮らす
リトアニアの人びとの暮らしは、古くから森の恵みとともにあり、自然への敬意は時代を超えて受け継がれてきました。ヨーロッパでもっとも遅くキリスト教を受け入れたリトアニアには、カトリック信仰が定着した後も、自然崇拝の風習が色濃く残りました。この章では、自然のモチーフや素材に着目しながら、遺跡からの出土品、生活道具やおもちゃ、ほこらに祀られた聖像などを通して、森とともにある人びとの暮らしを探ります。

琥珀のペンダント 3世紀から4世紀 リトアニア国立博物館蔵

タオル掛け 1938年 リトアニア国立博物館蔵

おもちゃのヘラジカ 2011年 リトアニア国立博物館蔵
第2章 歌い、踊り、祝う
リトアニアのお祝いごとには、歌声と楽器の音色、それにあわせた踊り、そして色鮮やかな民族衣装が欠かせません。そして民族衣装や楽器のデザインのなかにも、自然のモチーフが数多く取り入れられています。この章では、「歌と踊りの祭典」をはじめとするリトアニアの祝祭や、自然崇拝とキリスト教信仰が結びついた独特の年中行事を、そこで用いられる楽器や民族衣装をとおして紹介します。

ズーキヤ地方の民族衣装 21世紀 リトアニア国立博物館蔵

「歌と踊りの祭典」に捧げられる旗 1924年 リトアニア国立博物館蔵
第3章 自由のための戦い
リトアニアの歴史は、大国のはざまで自由と独立を求める厳しい戦いの連続でした。中世のリトアニア大公国とドイツ騎士団の戦い。18世紀末にはじまるロシア帝国による支配と、それに対する抵抗運動。そして20世紀のソ連による占領と、1990年の独立回復。波乱にとんだ複雑な歴史のなかで、自由と民主主義を重んじるリトアニアの人びとの価値観が、どのように育まれてきたのか考えてみましょう。
エピローグ リトアニアの今とこれから
1990年の独立回復以後、リトアニアには民主政治が定着し、経済は大きく発展しました。本展の最後に、そんなリトアニアの今のすがたを、いくつかのトピックを通して紹介します。森の恵みを生かした食文化、国民的スポーツであるバスケットボール、レーザーなどの先端技術、歴史と文化を次世代へつなぐ試み、そして杉原千畝の記憶と日本との絆。複雑な歴史を経てたどりついたリトアニアの今の姿は、どんな未来を照らし出すでしょうか?
【関連イベント】
はくぶつかん講座「リトアニア― 杉原千畝ゆかりの地を訪ねて―」
担当学芸員が「リトアニア」展の内容や、リトアニアの魅力について紹介します。
- 日時: 2026年9月17日(木) 10:00~11:30
- 講師:木村慎平(名古屋市博物館 学芸員)
- 会場:瑞穂文化小劇場
- 定員:340名(要事前申込、先着順)
※キャンセル待ちはありません。 - 参加費:無料
- 申込期間:2026年7月1日(水)9:00~9月15日(火)
- 申込方法:申し込みはLogoフォームから
※お電話(052-853-2655)でのお問い合わせも受け付けております。
※手話通訳・要約筆記など特別なサポートを必要とする方は、当日の2週間前までに名古屋市博物館までご相談ください。
その他、料理教室、はくぶつかん競技大会、パフォーマーによるおもしろ解説など楽しいイベント盛りだくさん!
◆特別展「名古屋には秀吉がおるでよ!-秀吉と尾張の歴史-」

一代で天下人となった豊臣秀吉。その波乱に満ちた人生は、広く知られています。秀吉の出生地は現在の名古屋市中村区と言われますが、尾張と秀吉との関係はそれだけではありません。彼は若くして故郷を離れますが、尾張を政治的に重要視し、特に天下統一後から関係を深めていきました。名古屋を中心とする尾張に残る伝説や伝承地は、そのつながりを今に伝えています。本展では、これまであまり注目されてこなかったふるさと尾張との関係を軸に、秀吉の生涯をたどります。
▶特別展「名古屋には秀吉がおるでよ!-秀吉と尾張の歴史-」展覧会サイト

太閤花見図屏風(左隻) 桃山時代 名古屋市博物館蔵

小牧長久手合戦図屏風 江戸時代中期 名古屋市博物館蔵

豊臣秀吉朱印状 文禄4年(1595)8月3日付 個人蔵
【関連イベント】
ちょこっと解説「名古屋には秀吉がおるでよ!」
担当学芸員が「名古屋には秀吉がおるでよ!」展の見どころを“ちょこっと”お話します。
- 日時:2026年9月10日(木)、9月12日(土) 各日2回
①10:30~10:45、②14:00~14:15
講師:名古屋市博物館 学芸員
会場:名古屋市博物館 ワークショップ棟
定員:各回30名(申込不要、先着順)
参加費:無料
※お電話(052-853-2655)でのお問い合わせも受け付けております。
※手話通訳・要約筆記など特別なサポートを必要とする方は、当日の2週間前までに名古屋市博物館までご相談ください。
その他、料理教室、はくぶつかん競技大会、パフォーマーによるおもしろ解説など楽しいイベント盛りだくさん!
◆展覧会概要
特別展「リトアニアーバルトの森に響く歌-」
特別展「名古屋には秀吉がおるでよ!-秀吉と尾張の歴史-」
- 会場:名古屋市博物館 1階 特別展示室
- 会期:2026年9月5日(土)~11月1日(日)
- 開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は直後の平日)、毎月第4火曜日(祝日を除く)
9月7日(月)、14日(月)、24日(木)、28日(月)、10月5日(月)、13日(火)、19日(月)、26日(月)、27日(火) - 主催:名古屋市博物館、リトアニア国立博物館、中日新聞社、東海テレビ放送、CBCテレビ、テレビ愛知、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部
- 協力:駐日リトアニア共和国大使館、杉原記念館(リトアニア)、杉原千畝記念館(八百津町)
▼詳細は「名古屋市博物館」公式サイトをご覧ください。
https://www.museum.city.nagoya.jp/
◆チケット
観覧料(税込)
| 一般 | 高大生 | 中学生以下 |
| 1,400円(1,200円) | 1,100円(900円) | 無料 |
*本観覧券で特別展「リトアニア ―バルトの森に響く歌―」と特別展「名古屋には秀吉がおるでよ! ―秀吉と尾張の歴史―」の2つの展覧会がご覧いただけます。
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※高大生・中学生は学生証等を博物館窓口でご提示ください。
※障害のある方は手帳(ミライロID可)、難病患者の方は受給者証の提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額となりますので博物館窓口でご提示ください。
※障害者等割引観覧券について、会期前はBoo-Woo(ブーウー)チケットおよびローソンチケット、会期中は名古屋市博物館で販売します。
※各種割引は重複してご利用いただくことはできません。
【前売券販売期間】
2026年6月1日(月)~9月4日(金)
【販売場所】
Boo-Woo(ブーウー)チケット、チケットぴあ(Pコード=687-469)、ローソンチケット(Lコード=43288)、セブンチケット(セブンコード=115-517)、イープラス、名古屋市博物館仮事務所、名古屋市蓬左文庫および名古屋市秀吉清正記念館 など
*会期中は当日料金にて名古屋市博物館で販売します。
※名古屋市交通局の一日乗車券・ドニチエコきっぷ・地下鉄全線24時間券を利用して来館された方は当日料金より100円割引。

名古屋市博物館外観イメージパース
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