NHKプロモーション関連イベント 9月開催の展覧会をご紹介!

NHKプロモーション関連イベント 9月開催の展覧会をご紹介!

NHKプロモーションでは、展覧会、コンサートなどの文化事業や、キャンペーン、シンポジウムなど、NHKの放送と連動した多彩なイベントを実施しています。
その中で、9月に開催中のイベントをご紹介します。9月から新しく始まる展覧会もありますので、ぜひお楽しみください。

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永遠の都ローマ展

会期:2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会場:東京都美術館
URL:https://roma2023-24.jp/
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション

永遠の都ローマ―二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられます。
本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
なお、2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」がカピトリーノ美術館を訪ねて150年の節目にあたります。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えることになりました。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となります。
*巡回展
[福岡会場] 福岡市美術館:2024年1月5日(金)~3月10日(日) 

【見どころをご紹介!】

2000年の美と歴史を巡る「永遠の都ローマ展」開幕!見どころやグッズを徹底レポート

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特別展「海 ―生命のみなもと―」
Special Exhibition The OCEAN -The Origin of Life

海展

会期:2023年7月15日(土)~10月9日(月・祝)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
URL:https://umiten2023.jp/
主催:国立科学博物館、海洋研究開発機構、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

海は、水惑星地球の象徴であり、地球上のあらゆる生命のみなもとです。海は、様々な物質とエネルギーを運び、そこに成り立つ生態系を育んできました。また、私たち人類は、海のめぐみを享受すると同時に、海の厳しさを乗り越えることで繁栄してきました。そして現代では、人間活動に伴う環境への影響が、海でも様々な変化として顕在化しています。
2013年及び2017年に国立科学博物館で開催した特別展「深海」では、極限環境である深海を探査する人々の挑戦や、そこで暮らす様々な深海生物や深海研究を紹介しました。そして2023年夏、私たちの身近にある「海」の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介し、さらには海との未来を考えていく特別展を開催します。海で生まれ、進化し、海のめぐみとともに生きてきた生物の姿を知ることで、私たちが今後どのように海と関わっていけばいいのか、そのヒントも見つかるかもしれません。
*巡回展
[名古屋会場]名古屋市科学館:2024年3月16日(土)~6月9日(日)

【見どころをご紹介!】

夏休みは、特別展「海 ―生命のみなもと―」へ。見どころやグッズを徹底レポート!

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ガウディとサグラダ・ファミリア展

ガウディとサグラダ・ファミリア展
会期:2023年6月13日(火)~9月10日(日)
会場:東京国立近代美術館
URL:https://gaudi2023-24.jp/
主催:東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞

スペイン、カタルーニャ地方のレウスに生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)。バルセロナ市内に点在するカサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアなど世界遺産に登録された建築群は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな造形によって世界中の人々を魅了し続けています。ガウディの独創は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や風土など自らの足元を深く掘り下げることで、時代や様式を飛び越える革新的な表現に到達したことにあります。
今回開催されるガウディ展は、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、この聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていくものです。
図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光を当て、100点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながらガウディ建築の豊かな世界に迫ります。
*巡回展
[滋賀会場] 佐川美術館:2023年9月30日(土)~12月3日(日) 
[愛知会場] 名古屋市美術館:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)

【見どころをご紹介!】

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」開幕レポート!ガウディの思考から聖堂建設プロジェクトを紐解く 

 

特別展「恐竜博2023」


会期:2023年7月7日(金)~9月24日(日)
会場:大阪市立自然史博物館 (大阪・長居公園)
https://dino2023.exhibit.jp/
主催:大阪市立自然史博物館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社

本展では、鎧竜史上最高の完全度と謳われるズール・クルリヴァスタトルの実物化石を中心に、身を守るためにトゲやプレートを進化させた装盾類(剣竜と鎧竜の総称)の進化について解説しながら、恐竜たちの「攻・守」という観点から恐竜の進化を読み解きなおします。
「守」を代表する恐竜として取り上げるのが、アンキロサウルス類の鎧竜・ズールです。その実物化石はカナダ・ロイヤルオンタリオ博物館(ROM)以外では初公開となります。ズールは、頭骨から尾の棍棒まで揃って、アメリカの約7600万年前の地層から発見されました。アンキロサウルス類では初の事例です。全長約6mもあり、アンキロサウルスと肩を並べる最大級の鎧竜です。本展では、鎧竜類に特徴的な頭部から背中を覆う装甲、尾の棍棒までを展示します。

「攻」を代表する恐竜としては、ズールと同じ時代に生きたゴルゴサウルス(ティラノサウルス類)の全身復元骨格もズールの全身復元骨格と相対するように展示。当時の恐竜たちの「攻・守」を臨場感ある展示で体感いただきます。
また、2020年に国立科学博物館とアルゼンチン自然科学博物館との共同調査チームが発掘し、2022年に新種と発表された、南半球の頂点的存在だったといわれる肉食恐竜マイプ・マクロソラックスを、白亜紀最末期に北半球の生態系のトップにいたティラノサウルス・レックスなどと対比させながら紹介。「攻・守」を切り口に、最前線の研究や、恐竜絶滅の謎に迫ります。

【見どころをご紹介!】

日本初上陸、世界初公開の化石で“攻守”の進化を読み解く「恐竜博2023」レポート

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特別展「恐竜博2023」公式図録 2,400円(税込)

 

ほかにも様々な展覧会やイベントを開催しています。ぜひチェックしてみてください!

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