NHKドキュメンタリー番組「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~」が映画化!2024年1月公開【NHKエンタープライズ】

NHKドキュメンタリー番組「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~」が映画化!2024年1月公開【NHKエンタープライズ】

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「魔女の宅急便」をはじめ数多くの作品を世に送り出してきた、国際アンデルセン賞作家・角野栄子さんに、心地よいカラフルな暮らしや自由で自分らしい生き方の中から生まれた物語の魅力についてお話いただきます。
  • オンデマンド配信期間:2024年3月15日(金)23:59まで

    88歳、「魔女の宅急便」の作者が贈る、毎日を輝かせる魔法。

    映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』は、「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリーです。 鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、35歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました。“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とはー。

    児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞する快挙!

    代表作『魔女の宅急便』では、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞、さらに映画化、舞台化され、世界的ロングセラーとなる。2000年には紫綬褒章、2014年に旭日小綬章、2023年に紫式部文学賞を受章。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞するなど、世界的な児童文学作家です。

    語りは宮﨑あおい。音楽は世界的な作曲家・藤倉大。

    映画は、2020年から2022年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たに撮影し、再編集した内容となります。放送後は番組を見たファンからの熱い感想が数多寄せられ、この度映画化が実現しました。さらにNHK Eテレにて10月(毎月1週目の日曜日)から新シリーズもスタート!映画の語りは、レギュラー番組の温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮﨑あおいが引き続き担当。監督は、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。レギュラー番組でも構成・演出を担当し、角野との信頼関係を築きあげてきた宮川は、映画初監督となります。音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。15歳で単身渡英し、セロツキ国際作曲コンクール優勝、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞、尾高賞など数々の音楽賞を受賞。オーケストラや演奏家から新作依頼が殺到し、いま世界各国で演奏されている気鋭の作曲家が、映画音楽を全編にわたり初めて手掛けます。

     

    ストーリー

    「魔女の宅急便」の作者として知られ、88 歳になった今でも現役の児童文学作家として精力的に執筆に励む角野栄子さん。そのユーモアと想像力で、実に260 冊を超える作品を世に送り出してきました。長く愛される物語を生み出してきただけでなく、近年は、そのおしゃれなライフスタイルや人生観にも注目が集まっています。鎌倉の自宅ではテーマカラーである「いちご色」に囲まれ、カラフルな眼鏡とワンピースがトレードマーク。「自分にとって気持ちがいいもの」をモットーに、遊ぶように暮らし、遊ぶように書き、毎日を心地よく暮らしています。本作は、そんな角野さんを8 年間にわたって撮影し、創作活動の裏側が収録された貴重なドキュメンタリー映画です。

    角野さんは、1935 年に東京・深川で生まれ、5 歳で母を亡くし戦争を経験します。新婚の夫とともにブラジルに渡ったのは24 歳のとき。まだ日本人が自由に海外に行けない時代に広い世界を見てみたいと個人移民の道を選びますが、着いた当初は現地での暮らしになじめず、来たことを後悔した日もあったといいます。そんなとき角野さんにポルトガル語を教えてくれたのが近所に住むルイジンニョ少年でした。このブラジル時代の恩人との交流を綴った「ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて」で作家デビューを果たしますが、それは娘のリオさんの育児に追われていた3 5 歳のときでした―。

    作家デビューから5 3 年。角野さんは「誰よりも自分が楽しむこと」をモットーに、コツコツと大好きな執筆を続けてきました。そして、奇跡のような出来事が重なり、ついに62 年ぶりにルイジンニョと再会することになります。角野さんは今回、ルイジンニョさんにどうしても見せたいものがありました―。

     

    コメント

    出演:角野栄子(かどのえいこ)

    子どもの頃、戦争があった。大変窮屈な時代だったから、そこから解放された時、この自由な気分はもう絶対放したくない! と思った。戦後も食糧は非常に乏しく、何もかもが足りなくて、我慢、我慢が続いた。でも、縛られていた糸がほどけるように、まわりの空気は変わっていった。

    そして、本当にささやかなことから、自分の好きなものを自分で選ぶ自由が手に入るようになった。例えば、手ぬぐいの模様、下駄の鼻緒など……。好みのものを初めて選ぶことができたときの嬉しさは、今でも忘れられない。それが、「人と違ってもいいから、自分の『好き』を大切にする」という私のスタイルに繋がっていった。そして、世の中に合わせるのではなく、「自分がなりたい大人になろう!」と決意した。時にはわがままに見えたかもしれない。時には孤独だった。でも、悔いはない。自由はかけがえのないものだから。

    私の暮らしの中で、一番大切にしているのは、気持ちが自由になること。食べるものも着るものも、シンプルで軽く、気持ちがいいもの。どこか気持ちが引っかかったら、できる限り避けたい。そう思いながら、自由で心地よいものを選び続けていたら、なんと『カラフルな魔女』になってしまったみたい。

     東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。

    その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』(福音館書店)はアニメ作品として映画化され、その後舞台化、実写映画化された。野間児童文芸賞、小学館文学賞等、受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2018年に児童文学の 「小さなノーベル賞」 といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人3人目として受賞。202311月に「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」 が開館予定。主な作品に 『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズ、 『リンゴちゃん』(ポプラ社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)、『トンネルの森 1945』 最新作に『イコ トラベリング1948-』(KADOKAWA)などがある。

    >角野栄子オフィス:http://kiki-jiji.com
    >Instagram:https://www.instagram.com/eiko.kadono/

     

    語り:宮﨑あおい

    ナレーションを担当させていただき、角野栄子さんの透明感とチャーミングなお人柄、カラフルなお洋服、楽しい視点にいつも幸せな気持ちになっていました。
    角野さんの観ている世界をぜひ劇場で覗いてみてください。
    今まで見ていた景色がちょっと違って見えるかも♪

     1985年11月30日生まれ、東京都出身。
    08年、歴代最年少でNHK大河ドラマ「篤姫」の主演に抜擢。映画『少年メリケンサック』(09)、『ツレがうつになりまして。』『神様のカルテ』(11)、『わが母の記』(12)、『舟を編む』(13)、『怒り』(16)などで数々の映画賞を受賞。『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、『かがみの孤城』(22)などで声優としても活躍している。近年の作品として、『大名倒産』(23)などがある。23年はNHK連続テレビ小説「らんまん」の語りを担当するほか、Netflixにて映画『クレイジークルーズ』が全世界配信予定。

     

    監督:宮川麻里奈(みやがわまりな)

    20歳になる娘が言うのです。
    「『魔女の宅急便』がなかったら、私は思春期をうまく通過できなかったかも」と。
    主人公キキと同じ13歳ごろの、友人関係や自分自身のままならなさに悩む時期、娘にとって『魔女の宅急便』シリーズは、折に触れて読み返す、いわば精神安定剤のようなものだったそう。
    私はそんなことはつゆ知らず(苦笑)、あるインタビュー記事で角野さんのことを知り、「こんなおしゃれで素敵な人なんだ!」「1950年代にブラジルに移住しちゃうなんて、ぶっ飛んでる!」と驚き、「いつかこの人を取材したい」と思っていたのです。
    コロナ禍の間をぬいながら撮影を続けて4年。角野栄子さんは、とことん「愉快」―愉しく快い―方でした。
    好奇心旺盛で頭の回転が速く、そして何よりも自由で。
    角野さんの精神の自由さ、のびやかさには、いまだに圧倒され続けています。
    角野さんの、何でもない日常の1コマ1コマを生き生きとさせる「ありかた」、
    88歳にしてあふれんばかりの好奇心と冒険心は、おのずと、見る人に伝染すると確信しています。
    角野さんという、地球上見渡しても稀有な「魔女」にスクリーンで出会い、そのハッピーオーラを浴びてください。

    1970年6月徳島市生まれ。東京大学教養学部卒。1993年NHK番組制作局に入局。金沢局勤務、「爆笑問題のニッポンの教養」「探検バクモン」などを経て、‘13年「SWITCHインタビュー達人達」を立ち上げる。「あさイチ」などを担当した後、現在はNHKエンタープライズで「所さん!事件ですよ」「カールさんとティーナさんの古民家村だより」などのプロデューサーを務める。映画「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~」は、初監督作品。一男一女の母。

     

    語り:宮﨑あおい
    監督:宮川麻里奈/音楽:藤倉大
    プロデューサー:山田駿平/宣伝プロデューサー:大﨑かれん/編集部協力:岡山智子
    ラインプロデューサー:松本智恵/撮影:髙野大樹/編集:荊尾明子/音響効果:河原久美子/監督補:岡澤千恵 

    制作:NHKエンタープライズ/制作協力:角野栄子オフィス エネット/映像提供:NHK/製作・配給:KADOKAWA 

    ⒸKADOKAWA

    >映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』公式サイト:
    https://movies.kadokawa.co.jp/majo_kadono/
    >X(旧Twitter):https://twitter.com/majo_movie
    Instagram:https://www.instagram.com/majo_movie/

     

    【関連番組の放送予定】

    放送:Eテレ 毎月第1日曜 午後6:00~6:30
    再放送:Eテレ 翌月曜 午後1:30~2:00

    詳しくは『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし』番組公式サイトへ

     

    【関連書籍】

    NHK出版では角野栄子が食をテーマに描く、ショートエッセイ集を販売中!

    ■おいしいふ~せん 2,035円(税込)NHK出版で購入

    たんぽぽの汁を吸って亡き母を想った子ども時代、弟と1コの卵を分け合った戦時下、初めての味に驚きの連続だったブラジル生活、『魔女の宅急便』の読者から届いたゆすらんめのジュース……。
    めまぐるしく愛おしい88年間の日々を支えてくれたのは、いつも“おいしいもの”だったーー。
    角野栄子ならではのユーモアと温かみにあふれる文章と、カラフルで愉快なイラストを散りばめたショートエッセイ56編をオールカラーで収載。
    大人も子どもも楽しめて、かわいい装丁とサイズ感はプレゼントにもぴったり。
    何気ない毎日の愛おしさに気がつき、前向きになれる一冊です。

     

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