NHKプロモーション関連イベント 3月・4月開催の展覧会をご紹介!

NHKプロモーション関連イベント 3月・4月開催の展覧会をご紹介!

NHKプロモーションでは、展覧会、コンサートなどの文化事業や、キャンペーン、シンポジウムなど、NHKの放送と連動した多彩なイベントを実施しています。
その中で、3月に開催中および4月に開催予定の展覧会をご紹介します。少しずつ春の陽気を感じ始めるこの季節、美術館へお出かけしてみませんか。

その他の展覧会・イベント情報はこちら【NHKプロモーション】

 

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」

会期:2024年1月16日(火)3月10日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
公式サイト:https://koetsu2024.jp/
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞

※会期中、一部作品の展示替えを行います。

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ・1558~1637)は戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出しました。それらは後代の日本文化に大きな影響を与えています。しかし光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵で、その全体像をたどることは容易ではありません。
そこでこの展覧会では、光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、本阿弥家の信仰とともに、当時の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品の数々は、現代において私たちの目にどのように映るのか。本展を通じて紹介いたします。

【見どころをご紹介!】

戦乱の世に生きた総合芸術家・光悦に迫る特別展「本阿弥光悦の大宇宙」レポート

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特別展「本阿弥光悦の大宇宙」公式図録 3,000円(税込)

 

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~

会期:2024年1月20日(土)~3月10日(日)
会場:そごう美術館
主催:そごう美術館、NHK横浜放送局、NHKプロモーション、神奈川新聞社

日本漫画界を代表する水木しげる(1922-2015)。漫画連載の傍ら、妖怪研究の様々な文献を紐解き、生涯にわたり数多くの妖怪画を描き続けました。 本展では、百鬼夜行の名にふさわしく、水木の妖怪画100点以上を一挙公開する他、江戸時代の絵師・鳥山石燕(1712-1788)の『画図百鬼夜行』、昭和初期の民俗学者・柳田國男(1875-1962)の『妖怪談義』など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料を初めて公開します。 代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ多くの妖怪作品を生み出した水木しげるは、「妖怪」という言葉が一般に広がるきっかけを作っただけでなく、その後も長きにわたり妖怪ブームの原動力を担い続けました。 現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木が、どのように妖怪と向き合い、描いてきたのか、本展を通して妖怪を身近に感じ、今なお多くの人を魅了し続ける水木の世界観をご堪能ください。
水木しげる生誕100周年特設ページ: https://www.mizukipro.com/100th/

 

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」

会期:2024年1月23日(火)4月14日(日)
会場:東京国立博物館 本館 特別5室
公式サイト:https://chusonji2024.jp/
主催:東京国立博物館、中尊寺、NHK、NHKプロモーション、 独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

※展示作品、会期、開館時間、休館日、入館方法等については今後の諸事情により変更する場合があります。

中尊寺金色堂は藤原清衡(1056~1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物で、2024年に天治元年(1124)の上棟から900年を迎えます。これを記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々をご紹介します。また、会場内の大型ディスプレイでは8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂とその内部を間近にご覧いただけます。世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋をどうぞお楽しみください。

【見どころをご紹介!】

原寸大の金色堂が上野に!? 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」レポート

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建立900年 特別展「中尊寺金色堂」公式図録 2,800円(税込)

 

 

ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―

滋賀会場
会期:2024年3月30日(土)~6月9日(日)
会場:佐川美術館(滋賀県守山市)

静岡会場
会期:2024年7月6日(土)~9月9日(月)
会場:MOA美術館(静岡県熱海市)

東京会場
会期:2024年11月1日(金)~2025年1月27日(月)(予定)
会場:順次公表

愛知会場
会期:2025年4月26日(土)~6月15日(日)(予定)
会場:松坂屋美術館(愛知県名古屋市)

青森会場
会期:2025年6月28日(土)~8月31日(日)
会場:八戸市美術館(青森県八戸市)

長崎会場
会期:2025年9月12日(金)~11月30日(日)(予定)
会場:長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市)

公式サイトhttps://kogei.pokemon.co.jp/

 

ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
「ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな科学反応が起きるだろう。」
この問いに人間国宝から若手まで20名の工芸作家が金工や漆工、染織などの技を駆使してポケモンを題材とした約70点の作品を生み出しました。
これらの作品を一堂に集めて2023年3月~6月に国立工芸館で開催され、好評を博した企画展が国内を巡回します。
多種多様な素材と技法で表現されたポケモンたちを観察しながら、日本が誇る工芸技術の粋に出会うことができる展覧会です。
なお、巡回先では今までの作品に加えて、新作の追加展示も予定されています。

 

京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」

会期:2024年2月3日(土)~9月1日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
公式サイト:https://takashimurakami-kyoto.exhibit.jp/
主催:京都市、朝日新聞社、京都新聞、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿
クリエイティブ・パートナー:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作協力:NHKプロモーション

※展示作品のうち、一部に展示替えの可能性あり。

現代美術の最前線で活躍する村上隆(1962年生まれ)の大規模な個展を、開館90周年を迎える京都市京セラ美術館において開催いたします。本展は、主に海外を中心に活動してきた村上にとって、国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展となります。

かつて村上隆が企画した展覧会「スーパーフラット(Superflat)」は、2000〜2001年にかけて日本とアメリカの各都市を巡回、展覧会とともに発表された「スーパーフラット宣言」は、現代美術シーンに重要な影響を及ぼしました。その考えは、日本の伝統的な絵画表現とアニメや漫画、ゲームに代表される大衆文化を結びつけただけでなく、戦前から戦後の日本人の感性の有り様や社会の様相、さらには資本主義経済や政治、宗教をもフラットに捉え、アートの本質的な意味を問いかけてきました。そのキャリアは、欧米が事実上の規範となっている国際的なアートシーンに、日本から独自の視点で挑み、刺激を与え続けてきた営みであると言えます。

江戸時代の絵師たちが活躍し、あらゆる芸術や芸能、祭礼や伝統行事が今なお息づき交わる京都。国内で約8年ぶりの大規模個展となる本展は、村上が活動初期から深い関心を寄せてきたここ京都を舞台に、新たに描きおろした超大作をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開となる作品など、大多数が新作となる約170点で構成します。新・村上ワールド「村上隆 もののけ 京都」をぜひお楽しみください。

 

画像:村上隆《金色の空の夏のお花畑》2023年(参考画像)
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd.All Rights Reserved.

 

特別展「法然と極楽浄土」(4月16日~)


会期:2024年4月16日(火)~6月9日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

※会期中、一部作品の展示替えを行います。

平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(613~681)の教えに接した法然(法然房源空、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。

本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどります。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれていただく貴重な機会です。

【見どころをご紹介!】

特別展「法然と極楽浄土」東京国立博物館ほかで開催。国宝や重要文化財を含む名宝が一堂に。

 

ほかにも様々な展覧会やイベントを開催しています。ぜひチェックしてみてください!

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