特別展「法然と極楽浄土」公式図録
鎌倉仏教の一大宗派である浄土宗の歴史を通覧することができるとっておきの1冊です。
浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどる本展覧会。東京会場、京都会場、九州会場の巡回会場を含む全展示作品を豊富なカラー図版と詳細な解説で紹介。会場では紹介しきれなかった展示作品の見どころやコラムも収録。
【商品詳細】
サイズ:A4変形判
394ページ
【展覧会の見どころ】
平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう)(613~681)の教えに接した法然(法然房源空(ほうねんぼうげんくう)、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどります。
【展覧会情報】
特別展「法然と極楽浄土」
東京会場
会期:2024年4月16日(火)~6月9日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
京都会場
会期:2024年10月8日(火)~12月1日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館
主催:京都国立博物館、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
九州会場
会期:2025年10月7日(火)~11月30日(日)
会場:九州国立博物館
主催:九州国立博物館・福岡県、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州、読売新聞社
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