高さ7m巨大モニターで鑑賞する日本の至宝!新感覚の没入体験!
縄文土器から絵巻、鎧兜から手塚治虫、高畑勲、細田守まで。名作アニメも続々登場!
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」が、3月25日(火)から8月3日(日)まで東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)で開催されます。

イマーシブという没入型の展示や体験イベントが、いま人気をあつめていますが、今回、東京国立博物で開催する「イマーシブシアター」は、そのスケールが圧巻です。正面には高さ約7メートルという巨大な正方形の LED モニターを据え、NHKの最先端技術を結集させた 超高精細映像により、東京国立博物館が所蔵する国宝などの貴重な文化財 の世界への没入体験をお楽しみいただきます。
縄文時代の土器や土偶、古墳時代のはにわ、平安時代の絵巻、室町時代の 鎧兜、さらには江戸時代の屏風や浮世絵などを、ふだん決して見ることが出来ない角度やサイズで堪能していただけます。
はるか1万年以上前から、日本の風土の中で受け継がれてきた、独自の美意識が、いま世界で人気の日本のアニメにも共通していることを大迫力の映像によるタイムトラベルを通じて体感してください 。手塚治虫さんや高畑勲監督、細田守監督などの、日本を代表する名作アニメも続々と登場します。

※イマーシブシアター会場の写真
重要文化財 遮光器土偶 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期)・前1000~前400年 東京国立博物館蔵
◆見どころ
高さ7mの巨大モニターに映し出される高精細映像
壮大な映像制作を手がけたのは、建築、都市、観光、文化など多様な分野の専門知識と経験を持ったメンバーで構成 するクリエイティブ集団「Panoramatiks」と、「いいものを、つくる」というシンプルな思想の元に集うクリエイター が集まり、ロサンゼルスやニューヨークなど制作拠点をグローバルに広げて活躍する「CEKAI」 。
「埴輪 挂甲の武人」、「松林図屏風」(長谷川等伯筆)、「洛中洛外図屏風 (舟木本)」(岩佐又兵衛筆)など国宝作品から手塚治虫、高畑勲、細田守といった世界を魅了するアニメーションまで、日本文化のタイムトラベルを大迫力の映像でお楽しみください。

婦女人相十品 ポッピンを吹く娘 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵
<主な構成> 上映時間:約24分
第1幕 : タイムトラベル 日本の美
第2幕 : 江戸中期 蔦屋重三郎がポップカルチャーの礎を築いた
第3幕 : 日本アニメの誕生と飛躍
第4幕 : 日本アニメと日本文化の共通コード
フォトタイム(約3分)
<映像制作>パノラマティックス、 CEKAI
<音楽>蓮沼執太
※東京国立博物館とNHKでは、2020年から共同研究プロジェクトとして、最先端のスキャナーやフォトグラメトリ技術を使って、文化財を撮影し、超高精細な3DCG=「8K文化財」を制作。東京国立博物館における展示、NHKの番組やイベント等で公開してきました。今回はこれらの映像やNHKがこれまで撮りためてきた高精細映像や貴重なアーカイブ映像をふんだんに活用しています。
東京国立博物館内では、国宝などたくさんの文化財を鑑賞することができます
会場である特別5室は映像に囲まれた空間ですが、本展の観覧券で観覧日当日に限り東京国立博物館の総合文化展(平常展)もご覧いただけます。
東京国立博物館内の展示作品・期間については東京国立博物館の公式サイトから確認ください。
▼東京国立博物館の公式サイト
https://www.tnm.jp/
写真撮影ができるフォトタイムを実施!
映像の最後に、映像と一緒にご自身の写真も撮影できるフォトタイムを設けています。ぜひ映像空間の中に入って撮影もお楽しみください。
SNSの投稿も自由に行っていただけます。

※フラッシュ撮影や三脚の使用はご遠慮ください。
※他のお客様にご注意ください。また映り込みにもご配慮をお願いします。
◆ナビゲーター
ナビゲーター:横浜流星さん
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の蔦屋重三郎役である横浜流星さんが、本展のナビゲーターに就任しました。
プロフィール 1996年神奈川県出身。2011年俳優デビュー。 |
ナレーター:高橋李依さん
ナレーターを務める声優の高橋李依さんからのメッセージ
皆様、こんにちは、声優の高橋李依です。
この度、東京国立博物館で、3月25日に開幕する「イマーシブシアター 新ジャポニズム」。私、高橋、ナレーションを担当させていただくことになりました。
大迫力のイマーシブ空間で、縄文土器や埴輪、絵巻、浮世絵といった日本の至宝をたっぷりとご覧いただけます。
なんとそこから、日本のアニメと、意外な共通点が浮かび上がってくるという興味深い映像作品でございました。
有名なアニメも続々登場し、私も心を込めて、寄り添うようにナレーションさせていただき、本当に勉強になりました。
ぜひ皆様も、東京国立博物館にお越しください。
プロフィール 高橋 李依(声優) |
◆開催概要
- タイトル:イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
Immersive Theater on Neo-Japonism: From Ancient Art to Anime - 会期:2025年3月25日(火)~8月3日(日)
- 会場:東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)
- 開館時間:9:30~17:00
※毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)、7月20日(日)は午後8時まで開館
※入館は閉館の30分前まで
※混雑時はお待ちいただく可能性があります。
- 休館日:月曜日、5月7日(水)、7月22日(火)
※ただし、3月31日(月)、4月28日(月)、5月5日(月・祝)、7月21日(月・祝)は開館 - 主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
- お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
▼「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」公式サイト
https://tsutaju2025.jp/
◆チケット
観覧料(税込)
一般 | 2,000円 |
大学生 | 1,500円 |
高校生 | 800円 |
※会期中1枚につき1人1回、観覧日当日に限り有効です。
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
※本展は事前予約不要です。混雑時は入場をお待ちいただく可能性があります。
■販売場所 :東京国立博物館 正門チケット売り場、公式チケットサイト(ART PASS)、アソビュー!、セブンチケットほか、各種プレイガイドで販売。
本展のチケットで観覧日当日に限り同時期開催の「浮世絵現代」(表慶館)(4/22~6/15)と総合文化展 (平常展)もご覧いただけます。
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(2025年4月22日(火)~6月15日(日) 平成館)と、特別展「江戸☆大奥」(2025年7月19日(土)~9月21日(日) 平成館)との3展セットチケットもセブンチケットで販売しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
>>「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」公式サイトチケット情報
◆体験型の展示コンテンツも◆
さらに会場の近くでは体験型のデジタルコンテンツも。これまで見たことのなかった文化財のディテールを、ゲームコントローラーを使って自由に鑑賞できます。

「洛中洛外図屏風 舟木本」インタラクティブコンテンツ

「能面 小面」インタラクティブコンテンツ
◆グッズも充実!◆
てぬぐい・うちわ・クリアファイル・Tシャツなどの定番アイテムのほか、独特の質感・立体感をもつ、きらびやかな金蒔絵風の写し絵シールも。気になる作品がモチーフになったグッズをお土産にどうぞ!




「東博が江戸になる」、2025年の東京国立博物館は江戸文化百花繚乱
2025年3月から9月まで、東京国立博物館では本展以外にも江戸時代を舞台にした展覧会が次々に開催されます。東京・上野で百花繚乱の江戸文化を思い切り堪能しましょう!
「東博が江戸になる」展覧会
○イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
3月25日(火)~8月3日(日) 東京国立博物館 本館特別5室
https://immersive-tohaku.jp/
○特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
4月22日(火)~6月15日(日)東京国立博物館 平成館
https://tsutaju2025.jp/
【見どころをご紹介】
○浮世絵現代
4月22日(火)~6月15日(日)東京国立博物館 表慶館
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2693
○特別展「江戸☆大奥」
7月19日(土)~9月21日(日) 東京国立博物館 平成館
https://ooku2025.jp/
【関連商品】
NHKグループモールでは大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の関連商品や話題の展覧会の図録を取り扱っています。
>大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」ドラマガイド・関連書籍・グッズを販売中!
【番組情報】
NHKスペシャル「新ジャポニズム」
いま、日本のマンガやアニメ、音楽、食、デザインなどが、世界の人びとから幅広い人気を得ている。NHKスペシャルのシリーズ「新ジャポニズム」では、日本カルチャーをめぐる、熱気に満ちた世界各地の現場を訪ね、現地の人びとや文化との交流を描く。さらに、日本の歴史をたどり、世界を魅了するカルチャーが育まれた背景を読み解いていく。