「映像の世紀コンサート」が5月2日(金)兵庫県立芸術文化センターで開催。「映像の世紀バタフライエフェクト」のために書き下ろした新曲と新映像を追加した特別版のコンサートです。
*3月22日(土)よりチケットの販売を開始します。
貴重な記録映像と圧巻の生演奏による新しい「映像の世紀」
動く映像が誕生してから100年余り。王朝時代の貴重な映像、第一次、第二次世界大戦、ベトナム戦争、そして現代の悲劇的な出来事や、未来への希望を願う映像など、世界中のカメラマンが、命がけで撮影してきた映像の数々は、決して忘れてはならない、人類が蓄積した莫大な「記憶」です。
「映像の世紀コンサート」では、1995年から1996年にかけて放送された「映像の世紀」と、2015年から2016年にかけて放送された「新・映像の世紀」のために、世界中から収集された莫大な歴史的映像を、加古 隆が作曲した名曲の数々に合わせて、コンサートで上映するために、歴史の流れに沿って再編集した特別な映像が使用されます。
また本公演では、アンコールとして、現在放送中の「映像の世紀バタフライエフェクト」のために加古隆が書き下ろした楽曲に合わせて、新たなコンセプトによる映像作品を追加上映いたします。
このコンサートでしか見ることのできない貴重な特別映像は、ステージ上に設置された大スクリーンで上映され、テレビとは比較にならない大迫力で、加古 隆と大オーケストラが熱演する音楽と一体となって見る者の心にダイレクトに迫ってきます。
ご覧になった多くの聴衆のみなさんが『今までに経験したことのない深い感動』との感想を残される、このコンサートならではの感動体験を、ぜひあなたも会場で一緒に分かち合ってください。



公演情報
- 公演日:2025年5月2日(金) 開演19:00 (開場18:15)
- 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
- 出演者:
- ピアノ:加古 隆
- 指揮:下野竜也
- 管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
- ナレーション:山根基世
- チケット発売日:3月22日(土)
- お問い合わせ:0570-200-888(キョードーインフォメーション)
▼詳しくは「映像の世紀コンサート」公式サイトをご覧ください。
https://avex.jp/classics/eizou-no-seiki/
プログラム
- 第1部 映像の始まり
- 第2部 第一次世界大戦
- 第3部 ヒトラーの野望
- 第4部 第二次世界大戦
- 第5部 冷戦時代
- 第6部 ベトナム戦争、若者たちの反乱
- 第7部 現代の悲劇、未来への希望
*アンコールとして第8部、9部を上映
演奏曲
パリは燃えているか・時の刻印・シネマトグラフ・はるかなる王宮・神のパッサカリア・最後の海戦・未来世紀・大いなるもの東方より・マネーは踊る・狂気の影・黒い霧・ザ・サード・ワールド・睡蓮のアトリエ・愛と憎しみの果てに
◎アンコール「映像の世紀バタフライエフェクト」より風のリフレイン グラン ボヤージュ
出演者プロフィール
音楽・ピアノ 加古 隆

東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に進み、オリヴィエ・メシアンに師事。現代音楽の勉学途上、1973年のパリでフリージャズ・ピアニストとしてデビューするという特異な経歴を持つ。76年に最高位の成績で音楽院を卒業。帰国後はオーケストラや様々な分野の作品、映画音楽、ドキュメント映像の作曲も数多く、ピアニストとしての音色の美しさから「ピアノの詩人」とも評される。2016年度(第68回)日本放送協会 放送文化賞を受賞。2023年がパリでのデビューから50周年となり、記念アルバムとして自選映像音楽集「KAKO DÉBUT 50」をエイベックスから発表。 |
指揮者:下野竜也

NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者。鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール、2001年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。国内主要オーケストラに定期的に招かれる一方、チェコ・フィル、バルセロナ響をはじめとした国際舞台でも活躍。これまでに読売日本交響楽団正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者、広島交響楽団音楽総監督を歴任。東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にあたる。齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、有馬賞、広島市民賞、中国文化賞など受賞多数。 |
ナレーション:山根基世

早稲田大学卒業後、NHKに入局。多数の番組、ニュース、ナレーションを担当。2005年、女性として初のアナウンス室長。2007年、NHK退職後は、朗読を手掛かりとして「子どものことば」を育てることを目的に、地域作りと言葉教育を組み合わせた独自の活動を続けている。テレビ朝日「徹子の部屋」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演をはじめTBS「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」ナレーションなど、民放の番組も担当。2018年から3年間、「声の力を学ぶ連続講座」を主宰。今年で9期目となる「朗読指導者養成講座」を開講中。 |