土曜ドラマ 松本清張シリーズ 下巻 DVD 全5枚
松本清張の小説を斬新な脚本と演出でドラマ化した人気シリーズをDVD化!
【収録内容】
■DISC.1
「依頼人」(1977/10/29放送)
美容院を営む佐伯伊佐子は、ある会社会長の愛人で、店も会長に買ってもらったものだ。その会長が息を引き取ると、顧問弁護士の沼田が伊佐子に接触してくる。遺族の意向で伊佐子の出方を探るのが目的だったが、沼田は土地問題で悩んでいた伊佐子の弱みにつけ込み、自分の愛人にしようと画策し始める。追い詰められた伊佐子を、若手弁護士・河村亮平が助けようとするが、法曹界の壁が立ちはだかる。
【出演】
太地喜和子、小沢栄太郎、沖雅也、二木てるみ ほか
脚本:山内久
演出:高野喜世志
■DISC.2
「たずね人」(1977/11/5放送)
3年ぶりに帰国したカメラマンの綾村省三は、オランダで出会ったルキアという女性を連れていた。彼女は日本軍人の父とインドネシア人の母との間に生まれた子どもで、終戦直後に別れた父親を捜しに来日しただった。綾村とルキアはテレビの人捜し番組に出演するが、手がかりは「サイトウ少尉」という名前と、父が母に教えた「砂山」という歌だけだった。
【出演】
林隆三、鰐淵晴子、小山明子、戸浦六宏 ほか
脚本:早坂暁
演出:重光亨彦
■DISC.3
「虚飾の花園」(1978/10/14放送)
リバーウエストマンションの10階に住むのは、独身女性ばかり。住人の一人で社長秘書の服部和子は、屋上で女性の死体を発見する。死んだのはマンションの住人ではない山本菊江で、他殺と断定。担当刑事らは、動機や犯行時間から容疑者を3人に絞る。元外交官夫人の栗宮多加子、洋裁学校教師の村瀬妙子、そして、モデルの南恭子。捜査が進むにつれて、中年を過ぎた独身女性たちの隠された一面が浮上してきて…
【出演】
岡田嘉子、奈良岡朋子、内藤武敏、奈美悦子 ほか
脚本:高橋玄洋
演出:樋口昌弘
■DISC.4
「一年半待て」(1978/10/21放送)
郊外の交番に、「夫を殺しました」という子連れの女が自首してきた。女は保険外交員の須村さと子。二人目の子どもができたころに夫の会社が倒産。働きに出たさと子の稼ぎが増えるにつれて、無職の夫は酒と賭博と女に明け暮れるように…。ある日、さと子は、酒を飲んで子どもに乱暴する夫を殺してしまう。世間は彼女に同情して嘆願書も集まり、執行猶予つきで刑は軽くなりますが、再出発を前に新しい事実が浮かび上がる。
【出演】
香山美子、南風洋子、藤岡弘、早川保 ほか
脚本:杉山義法
演出:高野喜世志
■DISC.5
「火の記憶」(1978/10/28放送)
高村泰雄は父の顔を知らず、母もすでにこの世にはいない。記憶を閉ざしていた泰雄は、母の十七回忌に見つけた一枚のはがきを手がかりに、恋人とともに過去を探す旅に出る。母と暮らした幼い日々を思い出すと、なぜか“火の記憶”がよみがえり、母のそばには父ではない一人の男が寄り添っていた。封印していた過去の扉を開き、事実が明らかになるにつれて、泰雄の心は次第に解き放たれていく。
【出演】
秋吉久美子、高岡健二、村野武範 ほか
脚本:大野靖子
演出:和田勉
※古い映像素材に起因する映像のキズ、色合いの不良、音声ノイズ等があります。
※ビデオグラムは放送時とは異なる箇所があります。あらかじめご了承ください。
原作:松本清張
【封入特典】
・特製リーフレット
*DVD5枚組
*収録時間:約350分/4:3/ステレオ・ドルビーデジタル/片面一層/カラー
©2020 NHK
発売日:2020年1月24日