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劇団四季 思い出を売る男 DVD

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幻想的な詩劇。心にしみる音楽。
加藤道夫と劇団四季の運命的な出会いから生まれた名作。

サクソフォンの音色とともに蘇る、懐かしさと物悲しさ、そして優しさにあふれた舞台『思い出を売る男』は、名作『なよたけ』等の戯曲を世に残した劇作家・加藤道夫の作品です。そして耳に残る美しい音楽は、日本を代表する作曲家であり、浅利慶太や日下武史等劇団四季創立メンバーと同窓の林光によるもの。彼にとっても原作者の加藤道夫は恩師でした。宝石のような光を放つ加藤道夫の詩的世界、恩師に寄せる四季という劇団の熱い思いが、観る人を郷愁の異次元へ誘い込みます。

○2008年7月 自由劇場にて収録

【ストーリー】
終戦間もない東京の薄暗い裏街。一人の男が古ぼけたサクソフォンを吹きながら思い出を売っている。彼の奏でる音楽に誘われて様々な人がやってくる。まだ思い出を持ったことのない無邪気で幼い花売娘、したたかな広告屋、そして重く暗い影を引きずる街の女。女は男の吹くメロディーに恋人との幸福な思い出を蘇らせる。故郷に愛しい少女を残してきたG.I.の青年は、「金髪のジェニー」のメロディーに恋人の面影を追う。陽気な乞食は明るく希望に満ちた音楽をリクエストし、男は「自由を我等に」を奏でる。乞食は男に、自分ほど幸福な人間はいないと言う。突然、街がざわめきだす。この界隈の親分、黒マスクのジョオが人を殺し、逃走しているというのだ。皆が巻き添えを恐れて逃げる中、男はサクソフォンを吹きつづける。そこに一人の男が現われて…

作:加藤道夫
演出:浅利慶太

*81分収録/画面サイズ16:9/リージョンALL/日本語字幕ON・OFF機能付

※ジャケットのデザインはイメージです。商品と異なる場合があります。

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