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DVD/ブルーレイ/CD

連続テレビ小説 澪つくし 完全版 DVD-BOXII 全7枚

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陸者と海者が対立する銚子を舞台に、陸者の娘・かをると網主の長男・惣吉の、古いしきたりを越え、はぐくまれる純愛物語。

惣吉が遭難、かをるの運命は大きく変わる。そして戦争により、皆の運命も大きく変わっていく。。。

【収録内容】
第15週(第85回~第90回)
騒乱で利根川丸一ヶ統は惣吉(川野太郎)以下7人が捕まっている。やがて吉武家では惣吉たちの保釈金2800円を詰むことに。惣吉たちは36日ぶりに保釈される。吉武家に嫁いで2年、子が授からないかをる(沢口靖子)は近くの神社に願をかけたり、とね(草笛光子)に教えられた豊里の菅原神社に子宝石を抱きに行ったりもする。その帰り、かをるは銚子駅で英一郎(鷲生 功)に出会う。律子(桜田淳子)が文学青年 河原畑(石丸謙二郎)と東京で同せい中と聞く。

第16週(第91回~第96回)
るい(加賀まりこ)が久兵衛(津川雅彦)の後妻になることになった。しかし婚礼の日は、庄右衛門(内藤武敏)への配慮から惣吉・かをるは出席しなかった。その日かをるは、浜で律子の恋人だった水橋(寺泉哲章)に会う。突然銚子に戻ってきた律子は水橋の旅館を訪ねる。地震のはずみで2人は抱き合い、律子は河原畑を裏切ってしまう。河原畑は水橋と律子のすべてを知って怒りに燃え、ついに水橋と屏風ヶ浦の断崖で決闘することになった。

第17週(第97回~第102回)
河原畑は、屏風ヶ浦の断崖から水橋を突き落とし、自分も律子と身を投げた。男2人は死ぬが、律子は救出される…。若葉の頃、惣吉の判決が下される。思いのほか刑が軽かったのを喜び、とねの勧めもあって2人は潮来で遅い新婚旅行を楽しむ。豊漁期、惣吉はかをるから身ごもったことを知らされ喜ぶが、9月16日満州事変が巻き起こり、10月には漁に出た惣吉の船が大しけに巻き込まれる…。

第18週(第103回~第108回)
惣吉の船は転覆、惣吉は大波にさらわれてしまった。捜索は3日で打ち切られたが、惣吉の死を信じないとねは、漁業組合の合同慰霊にも参加しない。1か月後、さすがのとねも折れ、吉武家で仮葬儀を行う。そんな中、かをるがショックで倒れ流産してしまう。かをるは退院と同時に坂東家に引き取られ徐々に回復していく。惣吉の遭難から7か月経った昭和7年4月、かをるはやっと惣吉の墓前に立ち手を合わせる。

第19週(第109回~第114回)
かをるはしょう油の魅力に取りつかれる。そんな矢先、警視庁衛生部は、入兆の製品から有害物質を検出したと発表、在庫のしょう油が出荷停止処分になる。久兵衛はショックで倒れてしまう。かをるや律子が奔走、さまざまな機関で分析を依頼するが有害物質は検出されない。やっと警視庁も誤認と発表、新聞も入兆の天然醸造に肩入れし、注文は殺到。そして、勇退した番頭 小畑(高品 格)の後任に梅木(柴田恭兵)が抜擢される。

第20週(第115回~第120回)
久兵衛は、梅木が以前からかをるに好意を抱いていたことを小畑から聞く。梅木とかをるの縁組をまとめ、入兆を継がせる決心をする。しかしかをるは惣吉の面影を断つことが出来ず、再婚など思ってもみない。しかし梅木は何年でも待つという。かをるが惣吉への思いを断ち切れないのと同様に、自分の中のかをるも消すことが出来ないのだ。やがてかをるは入兆を救う決心をする。

第21週(第121回~第126回)
11月。梅木とかをるは結婚した。久兵衛は11代目当主として、苦労人で頭脳明晰な新郎をいっそう引き立ててくれといった。再婚のかをるはまだ23歳だった。一方律子も陸軍中尉となった小浜(村田雄浩)と昭和9年4月に結婚する。暑さの続くころになって身重とわかったかをるは、秋の末に出産。久兵衛は男の子、しかも双子の兄弟と知って思わず万歳をする。

第22週(第127回~第132回)
ある日律子は銀座で惣吉と瓜二つの男を見かける。予告もなく入兆に戻った律子は、かをるにそのことを話すが、遭難から3年10か月も経っているので信じようとしない。その人は、記憶喪失でフィリピンから強制送還されてきたのだった。その人の身柄を引き取り、かをると一緒に船に乗ると自分が惣吉だと気付く。記憶を取り戻した惣吉。かをるの再婚を知らされた彼は身を裂かれた思いをする。

第23週(第133回~第138回)
惣吉の奇跡の生還は、坂東家と吉武家に新たな波乱を起こす。安定した家庭を乱されたくない坂東家。一方吉武家は惣吉を後継者として親方にし、かをるに復縁を迫る。今は梅木の妻であり二人の子どもの母であるかをるは、きっぱりと断った。やがて両家は仲直り。梅木と惣吉が代表して杯をかわし手打ちとなった。かをるは、過去の愛を葬るために潮来旅行の写真を焼き、形見だった万祝も返却する。

第24週(第139回~第144回)
惣吉は突然海軍省の情報局に呼び出される。少佐は惣吉が現地の言葉と英語が話せることを確認すると、民間工作員としてフィリピンへ行かぬかと尋ねるが、惣吉は断る。一方惣吉生還で自信喪失の梅木は毎晩深酒をし、夫婦喧嘩さえした。かをるは夫 梅木を立ち直らせたい一心で、再婚を願う惣吉を責める。数日後、惣吉は意を決して、海軍省の情報局に姿を現わす。

第25週(第145回~第150回)
無言で銚子から出ていった惣吉は海軍の民間作員として南方へ。梅木は深酒をやめ、商売に精を出すようになった。英一郎は笹川の造り酒屋の二女と見合い、挙式の日取りも決まる。しかし英一郎の元には収集令状が届く…。彼は佐倉の57連隊に入営し中国へ。英一郎は怪我をして日本に一旦戻ってくるが、回復すると原隊に復帰し、「皇国とアジアのために戦う」と便りをよこす。2年後の12月8日、日本は米英両国と戦争を開始することになる。

第26週(第151回~第156回)
昭和18年、梅木は陸軍の軍属として、フィリピンでしょう油工場を建設することになる。万一のために遺髪を切った梅木は、必ず帰ると誓いながらかをるを抱きしめる。昭和20年、食料の買出しに出かけたかをるは米軍機の機銃掃射にあう。逃げ遅れたかをるを防空壕に引っ張ったのは他でもない、惣吉だった。同じ年の7月、仕込み蔵が火を噴くのを見た久兵衛は、かをるの制止も聞かず壕を飛び出す。

第27週(最終週)(第157回~第162回(最終回))
壕を出た久兵衛の前に焼い弾が炸裂し、体を吹き飛ばされる。駆け寄ったるいは即死。久兵衛も事切れる…。そして終戦。律子は肺結核を患い死亡、英一郎は負傷で片脚の自由がきかない。そんなかをるのところに梅木が遺骨で無言の帰還…一方惣吉は南方から無事帰還するもすべてを聞いて愕然とする。久兵衛の遺志をついで、入兆では創業300年を祝い、英一郎が12代目久兵衛を継ぐ。彼は世界に通用するしょう油を作ると決意する。


【出演】
沢口靖子 桜田淳子 川野太郎 柴田恭兵 根岸季衣 明石家さんま 草笛光子
高品 格 牟田悌三 織本順吉 寺田 農 三ツ矢歌子 加賀まりこ 津川雅彦 ほか

作:ジェームス三木
音楽:池辺晋一郎
語り:葛西聖司
協力:銚子市

*DVD6枚組
*収録時間1164分

発売日:2017年11月24日