名峰登山 徹底ガイド DVD
「あの山に行きたい」「この山に行きたい」そんな登山初心者の方々、このDVDで人気の山の登山ルートを予習してはいかがでしょうか。
登山家・岩崎元郎さん推奨の「名峰登山ルート」をわかりやすく徹底的にガイドします。
本編では人の目で見たかのような「主観移動」を撮影できる特殊な機材を使い実際に登山をしながら撮影をしています。
名峰ルトをまるで自分が登山をしているような気分で楽しめます。それはまさしく「バーチャル登山」の世界です。
もちろん、ルートのガイドだけではなく山々の美しい高山植物や様々な野鳥、そして山脈の連なる「珠玉のパノラマ風景」も堪能できます。
【収録内容】
■Vol.1 富士山/八ヶ岳/南アルプス~鳳凰三山/北岳~ 編
1.富士山(3776m)
山登りを志す人だけでなく、日本人なら一度は登っておきたい最高峰。しかし、その環境は真夏でも油断ができない厳しいものです。天候の急変、高山病への対処は命に直結する問題となります。
もっとも一般的な山梨県側・河口湖口からのルートを紹介します。
2.八ヶ岳(2899m)
赤岳を最高峰とする連峰の総称。頂上からの眺望は、富士山、南アルプス、北アルプス等が見渡せる大展望が待ち構えています。アルプスに登る前の足慣らしとして、初心者にはうってつけです。
美濃戸口から行者小屋を経て、赤岳、横岳、硫黄岳を巡るコースを紹介します。
3.南アルプス・鳳凰三山(2840m)
鳳凰三山は南アルプス北東部にある地蔵岳、観音岳、薬師岳の3山の総称。頂上付近には花崗岩が露出し独特の景観があります。地蔵岳山頂にある、高さ18mの尖岩(せんがん)は、オベリスクという名で知られています。御座石鉱泉から三山を経てさらに夜叉神峠へと縦走します。
4.南アルプス・北岳(3193m)
南アルプスを代表し、日本第2位の高峰である北岳。キタダケソウなど、固有種も多く、「花の名山」として知られるが、「バットレス」に代表されるロッククライマーの聖地としても有名です。大樺沢から白根御池を経て草すべり、さらに頂上から八本歯のコルを下る人気コースを紹介します。
<特典映像>
岩崎流!ぼくの装備術:
登山靴や雨具、ザックなど、岩崎さんの基本的な個人装備を見せてもらいながら、初心者のための道具選びのコツを紹介。非常時の備えについても、これでばっちり!
■Vol.2 谷川岳/苗場山/尾瀬・燧ヶ岳/日光白根山 編
1.谷川岳(1977m)
太平洋側と日本海側を分ける分水嶺にある谷川岳。標高は低くてもはげしい雪雨により、独特な表情を見せます。
一般コースはさほど危険ではありませんが、東面は一ノ倉沢に代表される険しい岩壁群が立ちはだかります。
代表的なコース、西黒尾根を登り、ロープウェーのある天神尾根を下ります。
2.苗場山(2145m)
苗場山は山頂に広大な高層湿原をもつ魅力的な山。地形は切り立った台地状となっていて、他の山にはない特徴をもちます。美しい高山植物の宝庫でもあるこの名山を紹介します。
和田小屋から神楽ヶ峰を経て苗場山へ。下山は長野県側への小赤沢ルートを辿ります。
3.尾瀬・燧ヶ岳(2356m)
東北地方の最高峰。もう一方尾瀬の名峰至仏山よりも登山道が少々険しいため、初心者は敬遠することも多い。福島県側の三池から高層湿原を経て山頂へ、そして、水芭蕉が咲き乱れる尾瀬ヶ原を歩き、鼻の小屋を経て鳩待峠へ至るコースを紹介します。
4.日光白根山(2578m)
関東以北の最高峰。山頂西の火口湖をかこんで溶岩が絶壁をなし、荒々しい姿を見せます。東照宮で有名な観光地・日光の奥にそびえる独立峰です。丸沼高原からロープウェイを使用して、日帰りする初心者の足慣らしに最適なルートを紹介します。
<特典映像>
岩崎流!ぼくの山歩き術:
バテにくい歩き方、休憩の取り方とは?ひざを痛めない下り方とは?
いまさら聞けない山歩きのあれこれを、岩崎さんがわかりやすく解説します。
■Vol.3 北アルプス~常念岳/白馬岳/槍ヶ岳/剱岳~ 編
1.常念岳(2857m)
松本盆地の西に位置するピラミッド型の美しい山。北アルプスの入門の山として有名ですが、今回は燕岳から大天井岳を経て常念岳に至る健脚コースを紹介します。稜線を歩きながらのぞむ穂高連峰や槍ヶ岳の景観は素晴らしく、北アルプスのとりこになること間違いありません。
2.白馬岳(2932m)
白馬岳は大雪山、北岳とあわせ、日本三大花の名山の一つ。大雪渓、お花畑など、アルプス登山の魅力をバランス良く魅力を味わえることでは、北アルプスでも指折りの山。今回は大雪渓から頂上を経て白馬大地へと巡る人気コースを紹介します。
3.槍ヶ岳(3180m)
北アルプスを代表する名峰。その名の由来となったひときわ鋭い山頂部は、氷河の侵食でできました。
人気の山とはいえ、コースは長く、山頂直下の岩登りには、かなりの注意が必要となります。
上高地から槍沢を通り山頂へ向かうルートを紹介します。
4.剱岳(2999m)
北アルプス北部を代表する「岩と雪の殿堂」剱岳。その岩稜で固められた山容は登山者の登高意欲をかきたてます。室堂から剱沢小屋を経て、前剱、そしてカニノタテバイ、ヨコバイに代表される連続する緊張した岩場の通過は熟達した登山者のみが許される憧れのコースでもあります。
<特典映像>
岩崎流!山のマナー:
山歩きでの基本的なマナー。トイレのマナー。山小屋でのマナー。みんなが安全に山を楽しむための最低限のマナーについて、岩崎さんが語ります。
【監修:岩崎 元郎】
1945年、東京生まれ。63年から69年まで「昭和山岳会」に在籍、登山の基本を学ぶ。70年蒼山会同人創立、南アルプス、雨飾山、栗駒山周辺で、沢登り、岩登り、雪山登山に親しむ。81年春、ネパールヒマラヤのニルギリサウス峰登山隊に隊長として参加。帰国後「無名山塾」を設立、主宰する。現在では中高年登山者が中心の「遠足倶楽部」も併設している。
本編241分+特典18分収録
画面サイズ16:9
発売日:2019年2月22日