連続テレビ小説 ひまわり 完全版 第ニ集 DVD-BOX 8枚組
松嶋菜々子 初主演ドラマ。どんな困難も乗り越えていくヒロインの「脱・等身大ストーリー」。
Vol.4
第七章「兄弟は他人の始まり?」(第七十三回~第八十四回)
福島での実務修習が始まった。のぞみは、星野とともに、竹永の弁護士事務所に配属される。ある日、光子という女性が現れ「母の遺骨を姉から取り戻してくれ」と訴える。のぞみと星野は事件の調査を手伝うことになるが、成果は思うようには上がらない。のぞみは竹永や星野と一緒に光子の姉・信子に会いに行くが、追い返される。信子が母親の遺骨を引き取ったのは、幼い頃光子と交わした約束を守るためだった。信子の思いを知ったのぞみは姉妹を引き合わせる…。
(1996年6月24日~29日、7月1日~6日 放送)
第八章「子はかすがいじゃないの?」(第八十五回~第九十六回)
娘と心中を図り殺人未遂の罪に問われている鷹男。竹永は鷹男の弁護を買って出る。事務所を訪れた鷹男の娘・瑞穂の「父を助けて」という言葉にのぞみは心動かされるが、なぜか瑞穂に嫌われてしまう。鷹男を弁護するため、鷹男の別れた妻・佳織に証言をさせたいのぞみは瑞穂とともに東京へ行くが…。
(1996年7月8日~13日、15日~20日 放送)
Vol.5
第九章「ならぬ堪忍するのが堪忍?」(第九十七回~第百八回)
弁護修習を終えたのぞみは検察修習に臨む。修習が始まるまでの一週間、のぞみは東京で過ごす事に。赤松は長年取り組んできた事件で無罪の判決を勝ち取るが、弁護した被告人・大樹は自分が犯人であることを告白。どうして無罪にしたのだと赤松につかみかかる。ショックを受けた赤松は当分仕事は引き受けないと言う。あづさは赤松を励ますが・・・。そして、あづさは20年前のことをのぞみと達也に語る。
(1996年7月22日~27日、29日~8月3日 放送)
第十章「罪を憎んで人を憎まず?」(第百九回~第百二十回)
福島に戻ったのぞみ。いよいよ検察修習が始まり、詐欺の疑いで告訴されている新平と会う。新平の言葉に同情したのぞみは起訴猶予を主張するが、河村検事は被害者との示談がまとまらなければ起訴すると言う。新平が被害者への弁償を誓い、示談は成立。新平の起訴猶予が決まる。しかし、本当に新平は反省しているのか?一方、星野の手助けで達也の産みの親・桂子の居所が判明。のぞみと達也は桂子が働く英会話教室を訪ねる。
(1996年8月5日~10日、12日~17日 放送)
Vol.6
第十一章「一難去ってまた一難?」(第百二十一回~第百三十二回)
のぞみは福島での最後の修習となる裁判修習に入る。暴力団員の兄が弟にけがを負わせたという事件を担当し、のぞみは執行猶予を主張するが…。そんな頃、純一郎がのぞみに会いに来て突然のプロポーズ。のぞみの心は揺れる。のぞみの主張が通り、被告人は執行猶予の判決を受けた。しかし被告人に反省の様子がなくのぞみはあせる。北山の転機で事無きを得るが、のぞみは自分の甘さを思い知る。
(1996年8月19日~24日、26日~31日 放送)
第十二章「旅は道連れ世は情け?」(第百三十三回~第百四十四回)
離婚した父母の子供の親権を巡る調停を担当するのぞみ。両親の言い争いにのぞみは動揺する。福島を訪れた徹に会った桂子は、達也と会うのはあと1度だけにすると約束する。桂子は達也に分かれを告げるとお金の入った封筒を差し出す。戸惑う達也に代わって、のぞみは桂子に会うが、桂子はお金を受け取ろうとはしない。桂子の家を訪ねた達也は桂子の夫・経一と出会う。
(1996年9月2日~7日、9日~14日 放送)
Vol.7
第十三章「待てば海路の日和あり?」(第百四十五回~第百五十六回)
のぞみは福島での実務修習を終えた。東京では、優と桃子に長男が誕生し、南田家はにぎわう。あづさを赤松に渡さないと言っていた徹もお祝いにやって来て、2人の関係を祝福すると宣言。2年間の司法修習もあと4ヵ月。のぞみは弁護士になることを決意し、雇ってくれる弁護士事務所を探す。しかし、弁護士業界も不景気のあおりを受けて再就難。同僚が次々と就職先を決めていくなか、のぞみはなかなか就職先が決まらない。
(1996年9月16日~21日、23日~28日 放送)
第十四章「実るほど頭の下がる稲穂かな?」(第百五十七回~最終回)
星野が南田家を訪問。のぞみと法律事務所を開く事を家族たちに話す。事務所にする部屋を探すのぞみと星野は古い雑居ビルの一室を借りることに。早速駆けつけた赤松が二人を激励する。2年間の司法修習もいよいよ終了。再び営業を始める「ジャイアント」に南田家の面々はじめ、仲間達が集まる。福島からうららも駆けつける。そして、のぞみは星野と「法律事務所ひまわり」を開業する。
(1996年9月30日~10月5日
●出演
南田のぞみ:松嶋菜々子
南田あづさ:夏木マリ
南田徹:寺泉憲
南田優:三宅裕司
南田桃子:川島なお美 ほか
作:井上由美子
音楽:山下達郎
語り:語り:萩本欽一
*1350分/字幕:日本語