京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」 公式カタログ
本展カタログ限定のトレカ付き!
国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展「村上隆 もののけ 京都」の公式カタログです。
京都市京セラ美術館での展示風景写真のほかにも、オープニング行事の様子や屋外彫刻の設置過程などを収録し、さらに本展カタログ限定の「村上隆 もののけ 京都Collectible Trading Card」(カタログバージョントレカ)の付録がつくなど、充実した内容で、展覧会の魅力を凝縮したカタログです。
【作品解説】
村上隆
【論考執筆】
⾼橋信也、三⽊あき⼦、橋本⿇⾥
【言語】
日本語、英語
【版型】
A4変型
272ページ
【発行】
平凡社
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd.All Rights Reserved.
【展覧会の見どころ】
現代美術の最前線で活躍する村上隆(1962年生まれ)の大規模な個展を、開館90周年を迎える京都市京セラ美術館において開催いたします。本展は、主に海外を中心に活動してきた村上にとって、国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展となります。
かつて村上隆が企画した展覧会「スーパーフラット(Superflat)」は、2000〜2001年にかけて日本とアメリカの各都市を巡回、展覧会とともに発表された「スーパーフラット宣言」は、現代美術シーンに重要な影響を及ぼしました。その考えは、日本の伝統的な絵画表現とアニメや漫画、ゲームに代表される大衆文化を結びつけただけでなく、戦前から戦後の日本人の感性の有り様や社会の様相、さらには資本主義経済や政治、宗教をもフラットに捉え、アートの本質的な意味を問いかけてきました。そのキャリアは、欧米が事実上の規範となっている国際的なアートシーンに、日本から独自の視点で挑み、刺激を与え続けてきた営みであると言えます。
江戸時代の絵師たちが活躍し、あらゆる芸術や芸能、祭礼や伝統行事が今なお息づき交わる京都。国内で約8年ぶりの大規模個展となる本展は、村上が活動初期から深い関心を寄せてきたここ京都を舞台に、新たに描きおろした超大作をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開となる作品など、大多数が新作となる約170点で構成します。新・村上ワールド「村上隆 もののけ 京都」をぜひお楽しみください。
【展覧会情報】
京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」
会期:2024年2月3日(土)~9月1日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
主催:京都市、朝日新聞社、京都新聞、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿
クリエイティブ・パートナー:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作協力:NHKプロモーション
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