建立900年 特別展「中尊寺金色堂」公式図録
今回のために撮り下ろした本展展示作品50件をフルカラーの図版でご紹介!
図版の他にも、多彩なコラムや論文、作品解説はもちろん、四季折々の中尊寺の風景画像を掲載。 国宝仏像11体は複数カットを使用し、その繊細な造形を堪能できる貴重な1冊です。
国宝・中尊寺金色堂は、天治元年(1124)藤原清衡(1056-1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物です。中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々を紹介します。また、会場内の大型ディスプレイでは8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂とその内部を間近にご覧いただけます。世界遺産・平泉の迫力ある文化と歴史の粋を紹介する展覧会です。
【商品詳細】
サイズ:A4変形判
178ページ
【展覧会情報】
建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
2024年1月23日(火)~4月14日(日)
東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)
公式サイトはこちら
【展覧会の見どころ】
1.中央壇上の国宝仏像11体、そろって公開
金色堂内には3つの須弥壇が設けられており、それぞれの内部に置かれた棺にいまも遺体が納められています。なかでも、中央壇内部の棺に眠っているとされるのは、奥州藤原氏初代にして金色堂を建立した藤原清衡です。本展では、この最も重要ともいえる中央壇に安置される国宝の仏像11体すべてを展示します。また、かつて金色堂内を荘厳していた工芸品の数々をご紹介します。
2.華麗に荘厳された金色堂を超高精細8KCGの実物大で体感
超高精細8KCGにより、金色堂と堂内空間を幅約7mの大型ディスプレイ上に原寸大で再現します。上野に金色堂がやってくるといっても過言ではありません。900年間祈りがささげられてきた黄金に輝く空間を、迫力ある美しい映像で体験できる大変貴重な機会です。
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