2022年7月に放送開始、NHK Eテレの5分番組ながら大きな話題となった「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。さらに大阪・東京の「展覧会 岡本太郎」の会期にあわせて「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」のイベント実施。そんな「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」と「展覧会 岡本太郎」について、大阪会場におじゃました編集部がレポートします。
目次
1.「展覧会 岡本太郎」について
2.「なんだ!これは?」の歌が頭から離れない~「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」
3.「TAROMAN タローマン」を見てから展覧会に行くのがおすすめ♪
1.「展覧会 岡本太郎」について
「展覧会 岡本太郎」(大阪展)展示風景 ©岡本太郎記念現代芸術振興財団
「芸術は爆発だ!」「なんだ、これは!」でも有名になった岡本太郎。展覧会では若き日の岡本太郎さんが手がけたものからパリで見つかったパリ時代の作品、現代芸術研究所時代、そして1970年の大阪万博での代表作「太陽の塔」(会場では1/50作品を展示)などなど約300点が展示されていて、見どころ満載。絵画だけでなく、彫刻、写真、立体的な芸術作品などバリエーションも豊か。しかもほとんどの作品の写真撮影がOKということもあり、インパクト大の作品をスマホで撮影している方がたくさんいらっしゃいました。感染症対策のため、日時指定券の事前購入が推奨されており、ゆっくりと楽しんで見られました。
そして音声ガイドのナビゲーターは俳優の阿部サダヲさん、特別出演で大阪中之島美術館学芸員の大下裕司さん(大阪展ガイドのみ)。阿部さんの心こもった解説で一つ一つの芸術作品をじっくりと楽しむことができました。
美術館に行くといつも音声ガイドを借りようか、とても迷うのですが、単純に説明を聞くだけでなく、気迫のこもった阿部さんの声から、一緒に解説をしてもらいながら展示を見ているような気分になりました。
「展覧会 岡本太郎」は東京都美術館で2022年12月28日まで開催中。その後は2023年1月14日から3月14日まで愛知県美術館で開催予定となっています。
2.「なんだ!これは?」の歌が頭から離れない~「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」
大阪中之島美術館では「タローマンまつり」も開催されていました。特撮の撮影体験ができるセットや、タローマンシアターでは全10話を放映。多くの方々が見入っていました。また奇獣たちの等身大フィギュアやサカナクション山口一郎さんのタローマンコレクションなどとこちらも盛りだくさん。NHKのサイトで展開されているARカメラで遊びながらゆっくりとみることができました。
東京では愛宕にあるNHK放送博物館で2022年12月4日(日)まで「展覧会 タローマン」が開催。入場無料で「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」のフォトスポットなどを楽しむことができるようです。https://www.nhk.jp/p/taroman/ts/M7359Q6PQY/blog/bl/pNdv7B2a61/bp/pmW6z1VwRA/
大阪展で大好評だったジュニアガイド「タローマン大ずかん」は東京会場でも配布中です。ぜひ開催期間中に「展覧会 岡本太郎」も「展覧会 タローマン」も訪れて楽しんでみてはいかがでしょう?
「展覧会 岡本太郎」東京展は日時指定のご予約をお忘れなく。
3.「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を見てから展覧会に行くのがおすすめ♪
昭和生まれの方々は懐かしさを覚える映像で始まる「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。
ばくはつだ!げいじゅつだ!・・・でたらめをやってごらん・・ここちよくあるな・・・♪と口ずさみたくなるテーマ曲の後にでてくる特撮ドラマは岡本太郎作品がたくさん登場してきます。
「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を見てから「展覧会 岡本太郎」を見ると、元の芸術作品がこのように特撮になったのか!?とうれしくなるに違いありません。事前に「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を見て、展覧会に行き、さらに「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を見直すのがおすすめです。
各回ごとに山口一郎さんの解説が秀逸です。ぜひテレビでご覧ください。
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